初心者トラップあり!?アイアンマンレースのエントリー方法

アイアンマンレースはエントリー費用だけで10万円前後と、一般的なマラソン大会と比較するとコストがとんでもなく高いです。エントリーするだけで緊張します。

そんなアイアンマンレースにエントリーしようとしている人の参考になればと思い、アイアンマンレースのエントリーに関する情報をまとめてみました。

私自身はまだアイアンマンレースに出場していませんが、2024年9月15日に開催されるアイアンマンジャパンみなみ北海道のエントリーは済ませています。初参加のため熟知していない部分もありますが、役立つ情報も必ずありますので、是非最後までご覧ください。

ナマケモノ
ナマケモノ

初エントリー時、「Tier1」「Tier2」の意味が分からず困りました。そして、初心者には絶対に分からないトラップのような仕様もあります。

日本トライアスロン連合に登録

日本在住者、及び日本国籍者がアイアンマンレースに出場するには、「日本トライアスロン連合(JTU)」の会員登録が必要です。参加手続きをする際にJTU登録番号の入力が求められますので、JTU登録サイトhttps://www.jtu.or.jp/register/で手続きを済ませ、JTU登録番号を取得しておきましょう。

人気のアイアンマンレースだと申し込み開始から短時間でエントリーが締め切られる可能性もあります。エントリーが始まってからJTUの登録をバタバタしないよう、あらかじめ登録を済ませておきましょう。

居住地の県に登録することになるのですが、県によって会費が異なります。最安は3300円、最高値は6300円です。支払方法は、コンビニ払い、インターネットバンキング・ATM、クレジットカードなどです。

私は6300円でした(泣)

入力フォームに必要事項を記入し、支払い完了するとすぐに仮の会員番号がメールで届きます。仮の会員番号については「変更する場合があります」と書かれていました。3時間後に正式な会員番号がメールで届きましたが、私は仮の番号と変更ありませんでした。変更される可能性も考え、早めにJTU登録を済ませてアイアンマンレースの申し込みに備えておいたほうが良いでしょう。

この登録作業では特に困ることはないと思います。

アイアンマン公式サイトでエントリー

次に、アイアンマン公式サイトでレースを探し、エントリーします。

レースを探す

英語のページですが、画面を右クリックして翻訳すれば日本語になりますので安心してください。日本語に翻訳することによる不具合もありますが、後で説明します。

「FIND RACE」で大会を探します。

「Race」で、アイアンマンの種類を選択します。

「IRONMAN」はフルディスタンスのアイアンマンレースです。

「IRONMAN 70.3」はフルディスタンスの半分の距離で「ハーフアイアンマン」とも呼ばれます。

「5150 Triathron Series」はオリンピックディスタンスの大会です。

「Region=地域」で検索する際の注意

ページを日本語に訳した状態で「地域」から「日本」を選択すると、以下のような画面になります。

なんてこった!(笑) 原文では「Oh No!」となっています。

これは「日本」というワードで検索が行われた結果、該当するものが0件と判断されてしまっています。地域で検索したい場合は日本語訳にせず、「Region」から「Japan」を選択してください。

すると、無事にアイアンマンジャパンみなみ北海道などがヒットします。

エントリー

例としてアイアンマン・オーストラリアのページを利用します。

「See Race Details」ボタンで進みましょう。

右下の「Register」で進みます。

General Entryのところに「Tier1」「Tier2」とありますが、これは早期に申し込んだ方が割安に申し込めるというものです。この画像の場合、Tier1~3は完売しているのでTier4の価格で申し込めることになります。

初めて私が申し込もうとしたとき、持ちタイムや居住地域(地元民or非地元民)などで申し込めるものに制限があるのではないかと思い、何を選んだらよいのか分からず非常に困りました。地元民や記録のいい選手は優遇して安くエントリーできるなどのルールがあるのではないかと考えてしまったのです。しかし、インターネットで情報を探しても、Tier1とTier2の違いについて見つかりませんでした。結局chatGPTに質問したら答えてくれました。

皆さんは安心して安いTierで申し込んでください。

「Register Now」ボタンで申し込み画面に進みます。

ここから先の選択や入力は大会によって様々です。日本語に訳したりしながら指示通り入力していってください。先ほど登録したJTUの登録番号の入力も求められます。ACTIVE.comのアカウントの作成も必要です。

いくつかポイントがありますので、以下に紹介します。

【重要】名前の登録を漢字にするか、アルファベットにするか問題

名前の登録を漢字にするか、ローマ字にするかで影響が出るものがあります。

1つ目は公式Tシャツです。エントリーした全員の名前の掲載されたTシャツが作られますが、そこの表記が漢字になります。しかも、日本太郎さんの場合、「太郎 日本」です。

トライアスロン系YouTuberのヒロさんの初トライアスロン動画で、そのTシャツを見れます。(3:50)

海外の大会ではほとんどの人がアルファベットで書かれている中、「太郎 日本」です。これが嫌な方はアルファベットで登録しましょう。ただ、漢字表記だと掲載場所が下に固定されて探しやすいです。

日本の大会では、アルファベットと漢字どちらが多いのでしょうね?

2つ目はゼッケンです。こちらも、日本語で登録すると日本語表記になります。カタカナ表記だったという方もいました。なんと、「手書きだった」という方もいました。アルファベットにしたほうが無難な気がします。

3つ目が一番重要なものです。ゴール時のアイアンマンコールです。ゴール時に「Congratulation 〇〇. You are an IRONMAN!」と名前をコールされるのが醍醐味の1つですが、MCが漢字を読めずに名前をコールされないという情報があります。

なお、私はそれらを知らなかったので、初アイアンマンでは日本語で登録してしまいました。なんてこった!(笑)こんなの、初心者には気づけないトラップです。

登録・エントリー後に、アイアンマン公式サイトや決済サイト「ACTIVE.com」の登録をアルファベットに変更したらどうなるのでしょうか。Tシャツの文字の変更は無理だったという情報があります。ゴール時のアイアンマンコールはしてもらえたという情報もあります。確定情報はありませんが、大会や時期によっても対応が異なることが予想されます。

スイムの予想時間の選択

スイムはスタート直後に大混雑し、他の選手の手足が衝突する「バトル」といわれる状況になります。混雑の緩和のために、グループごとにスタートする「ウェイブスタート」や、数秒おきに一定人数がスタートする「ローリングスタート」がとられるのですが、そのスタート順を決めるのに予想水泳時間が利用されます。

見栄を張って速すぎるタイムを申告すると、後からスタートしてきた人に抜かされるときにバトルになってしまいますので、できるだけ正確に予想して入力しましょう。それでも多少のバトルは避けられませんが。

Sportograf Information

Sportografはアイアンマンレースの写真を撮影し販売する公式のサービスです。レースへのエントリーのときに同時に申し込まなくても、後で申し込みも可能です。大会の後でも購入可能そうです。ただし、事前の申し込みがお得な価格ではあるようです。

後から申し込むには、後に説明するアイアンマンのアカウントを作成する必要があります。

アイアンマン公式サイトのアカウント作成

アイアンマン公式サイトの右上の「SIGN IN」をクリックします。

登録したいメールアドレスを入力すると、そのアドレスにワンタイムパスコードが送信されます。届いたワンタイムパスコードを入力して登録作業を進めましょう。

アイアンマン公式サイトにサインインしてできること

「Registrations」をクリックすると申し込んだ大会を見れます。

大会の写真をクリックすると表示が変化しますので、「Manage Registration」をクリックします。すると、Active.comのサイトに移動します。

右下の「Purshase merchandise」をクリックすると、以下のようにSportgrafの申し込みができます。

(追記)ただし、9月15日開催のアイアンマンみなみ北海道の「Purshase merchandise」ボタンが、6月27日時点で消えていました。大会エントリー後の事前の購入には期限があるようです。

右下の「Purshase merchandise」だけでなく、中央の「edit registration=登録の編集」まで消えています。Active.comの登録名はアルファベットに変えましたが、黒塗りしている氏名の欄は6月28日時点で漢字表記のままですが、編集ができなくなっています。

まとめ

アイアンマンレースに出場するためには、まずはエントリー開始日より前にJTUの登録をしてください。それからレースに申し込みます。

申し込み時にはいくつか注意点があります。特に、登録名を漢字にするか、アルファベットにするかは注意が必要です。

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