
はじめまして!
わたくし、「ナマケモノ」といいます。
週2回以内の練習でアイアンマンレースを完走しました!
アイアンマンレースはスイム・バイク・ランを連続で行うトライアスロンの中でも、最も過酷なカテゴリのレースです。
スイム3.8km、バイク180km、ラン42.2kmと1つ1つの種目がそれぞれとんでもない長さなのです。
そんな過酷なアイアンマンレースが魅力的なのは、制限時間内に完走した人は誰もが「アイアンマン(鉄人)」の称号を得られるところだと私は感じています。
そんなアイアンマンレースを、私は週2回(月9回)以内という練習頻度で完走しました。
こちらのサイトではアイアンマンである私が、どのように工夫をして、週2回以下の練習でアイアンマンレースを攻略したかの情報を発信します。
- アイアンマンレースを完走したい!
- アイアンマンレースを完走したいけれども練習時間がとれない・・・
- どんな練習をどれくらいすればアイアンマンレースを完走できるの?
- トライアスロンに必要な道具をそろえるのはお金がかかりそう!
こういった悩み、疑問をお持ちの方は、きっと当サイトでアイアンマンレース攻略のヒントが見つかるはずです。
- 週2回(月9回)以下のトレーニングでアイアンマンレースを完走
- トライアスロン2戦目がアイアンマンレース
- 費用もできるだけ抑えた(バイクパートは総額15万円)
- 理学療法士18年目
ANYTHING IS POSSIBLE
”不可能はない”
これはアイアンマンレースが掲げる言葉です。

アイアンマンになりたいと心から願い、コツコツと努力を続けることができるのであれば、練習日を週2回しか確保できないあなたもきっとアイアンマンになれます。

私の経験をもとに、週2回以下の練習でアイアンマンになるまでのロードマップを作製しましたのでご覧ください。
アイアンマンレースについて知る
トライアスロンとはスイム、バイク、ランの3種目を連続で行う競技です。
そして、アイアンマンレースとはトライアスロンの規格の1つです。
標準的なトライアスロンとしては「オリンピックディスタンス」という規格があります。
- スイム1.5km
- バイク40km
- ラン10km
- 合計51.5km
この内容を見ると、普通の人は「すごいっ!」と思いそうですよね。
ですが、それを遥かに超えるものが「アイアンマンディスタンス」です。
- スイム3.8km
- バイク180km
- ラン42.195km
- 合計225.995km
- 制限時間 約17時間
一般的な感覚では、フルマラソンを完走できるだけですごいことですよね。
ところが、アイアンマンではスイム3.8km、バイク180kmをした後の『デザート』として、フルマラソン(42.195km)なのです。
これだけでアイアンマン完走がどれだけすごいことなのか伝わると思います。
このレースを完走するには、体力、技術、知識、計画立案力、計画実効力などあらゆる能力が必要です。
アイアンマンレースについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事をどうぞ。
アイアンマンレースについて深く知り、自分がなぜアイアンマンレースを完走したいのかを明確にし、アイアンマンになることへのモチベーションを高めましょう。
出場したいアイアンマンレースを探す
アイアンマンレースは世界各地で開催されています。
日本では滋賀県、長崎県、北海道で断続的に開催されてきましたが、2024年に9年ぶりに日本(北海道・函館)で開催されました。

私がアインマンを目指そうと決めたのは2023年でしたが、その年の11月に日本でアイアンマンレースが復活するというニュースが流れました。とてもラッキーなタイミングでした。
大会はアイアンマン公式サイトから条件を指定して検索することもできます。たくさんの大会の中から、出場したいと思えるものを探しましょう。
お勧めは、なんといっても「アイアンマンジャパンみなみ北海道」です!
2025年の開催が決定しています。
私が出場したアイアンマンジャパンみなみ北海道2024の情報はこのサイトの「アイアンマン」のカテゴリーに掲載していますので、是非ともご覧ください。
いつアイアンマンレースに挑戦できるようになるかは、その人の運動歴や現在の体力によって様々ですので、なかなか予想ができないかもしれません。
まったく運動習慣がない方でも、適切に週2回のトレーニングを続ければ、2年でアイアンマンレースに挑戦できるのではないかと思います。
アイアンマンレース完走までの目標を設定する
アイアンマンレースを完走する時期が決まったら、アイアンマンレース完走までの途中の目標を設定しましょう。
マラソン10km、ハーフマラソン、フルマラソン、トライアスロン(オリンピックディスタンス)、トライアスロン(ミドルディスタンス)などを、最終目標のアイアンマンレースまでの間に配置します。
私の実例を載せておきます。
2023年5月 運動開始
2023年11月 フルマラソン完走
2024年9月 アイアンマンレース完走
※フルマラソンサブスリー&トライアスロンオリンピックディスタンス完走歴ありから、4年ほどサボった状態からのスタートです。
目標を設定するときは『SMARTの原則』を意識することが重要です。
- Specific(具体的な)
- Measurable(測定可能な)
- Achievable(達成可能な)
- Relevant(関連性のある)
- Time-bound(期限を設けた)
この5つをふまえた目標を立てることで、目標達成のためにするべきことが明確になり、目標達成の可能性も高まります。
「SMARTの法則」の考え方を知って、適切な目標を立てて、スタートラインに立ちましょう!
練習計画と立てて、練習を始める
目標も明確になったところで、いよいよ練習開始です。
ところで、3種目あるトライアスロンの練習は何から始めたらよいでしょう。
これは正解がなく、「人による」としか言えないと思います。
今までの運動歴やその人の好みや性格もありますので。
ですが、3種目いずれも未経験の方に、あえて順序を提案するのであれば、以下の順番が良いのではないかと考えます。
- ラン
- スイム
- バイク
ランは3種目の中で、開始するハードルが一番低いです。そして、故障しやすい種目でもありますので、1番に取り組んでじっくり時間をかけて練習したいです。
スイムは足のつかない海で泳ぐので、生命のリスクが高いです。そして、技術と持久力の習得にも時間がかかるので、2番目に開始したいです。
バイクは3番目です。バイクの練習が遅くてもいいというより、ランとスイムの優先度が高いのでこの順番になっています。
詳しくは下の記事で解説しています。
↓↓↓オリンピックディスタンスを3時間で完走したときの練習を紹介しています。
↓↓↓アイアンマンレースを完走したときの練習はこちらの記事です。
練習計画を立てるためにはある程度はトレーニングの知識も必要です。
特に、週2回以内という最小限の練習でアイアンマンレースを完走したいのであれば、少ない練習の質を上げなくてはなりません。そのためには、2回の練習を「特異性の原則」に従って決めた「ポイント練習」で2回行うことが重要です。
自分に必要な能力を伸ばすための「特異的」な練習を、高負荷で週に2回行います。
必要な道具をそろえていく
3種目を行うトライアスロンは必要な道具も多くなりがちです。
特に道具が必要なのはバイクです。
私が初トライアスロンに挑戦したときの道具についての記事はこちらです。
ウェットスーツやロードバイクはレンタルで済ませました。
初アイアンマンレースを完走したときのバイク装備(15万円以内)についてはこちらの記事です。
レビューを読みまくって、安いけれどそれなりに信頼できそうなものを選びました。
まとめ
アイアンマンレース完走は限られたエリートにのみ達成できるものではなく、練習をあまり多くできないあなたでもきっとできます!
アイアンマンへの憧れを持ち、目標を適切に設定し、効果の出る練習計画を立て、ケガをせずに練習を継続して、必要な道具も最低限そろったのであれば、きっといつかアイアンマンになれます。
目標を立ててそれを達成するという行為は、人生を楽しく、豊かにしてくれるものだと私は考えています。

皆さんの人生が、楽しく、豊かなものになる手助けをできれば嬉しいです!
一緒に頑張っていきましょう!