トライアスロンとは?その魅力や距離について解説

トライアスロンのことを知っていますか?

走るだけでなくて自転車や水泳もあるので、なんだか大変そうなイメージをもって敬遠していませんか?

ナマケモノ
ナマケモノ

私も、トライアスロンについて調べるは「ハードル高そうな競技」と思っていました。

でも、調べてみたら意外とそうでもないんです。

実際、私はトライアスロン出場を目指して練習1年以内にトライアスロンを完走しております。

この記事を読むと

・トライアスロンとは何か、種類まで詳しく知ることができる
・トライアスロンの魅力が分かる
・普通の人でもトライアスロンを完走できることが分かり、挑戦してみたくなる

トライアスロンとは?その距離は?

「トライ(tri)」とはラテン語で「3」を意味します。
「アスロン(athlon)」は接尾語で「競技」を意味します。
この2つの語を併せてトライアスロンといいます。

3つの競技とは「スイム(水泳)」「バイク(自転車)」「ラン(ランニング)」です。
3つの種目をどれだけの距離行うのかは大会により様々です。

以下にトライアスロンの規格をまとめます。
距離については「この距離で行われているものが多い」というものです。

World Triathlon(*1)が発行したWorld Triathlon Competition Rules(p128)に記載されている内容も記載します。

*1 World Triathlonは、世界中のトライアスロンおよび関連するすべてのマルチスポーツ分野の国際的な運営組織。1989 年 4 月にフランスのアヴィニョンで国際トライアスロン連合 (ITU) として設立され、2020 年 10 月に正式にWorld Triathlonという新名称に変更された。

スーパースプリント

スイム0.4km、バイク10km、ラン2.5km(合計12.9km)
World Triathlon競技規則:スイム250~500m、バイク6.5~13km、ラン1.7~3.5km
World Triathlonが定めた規格の中で最も短いもの。
15歳~

スプリントディスタンス

スイム0.75km、バイク20km、ラン5km(合計25.75km)
World Triathlon競技規則:スイム0.75km、バイク20km、ラン5kmまで
オリンピックディスタンスの半分
16歳~

スタンダード・ディスタンス(オリンピック・ディスタンス)

スイム1.5km、バイク40km、ラン10km(合計51.5km)
オリンピックのトライアスロンはこの距離で行われる。
オリンピック以外でも多くの大会で採用されている
ナマケモノがトライアスロン初挑戦に選んだ規格
18歳~

ミドルディスタンス

World Triathlon競技規則:スイム1900~2999m、バイク80~90km、ラン20~21km
18歳~

ロングディスタンス

World Triathlon競技規則:スイム3000~4000m、バイク91~200km、ラン22~42.2km
18歳~

アイアンマンレース

スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km(合計225.995km)
ナマケモノの目標としているレース

トライアスロンの魅力とは?

達成感の大きさ

自己紹介にも書いていますが、ナマケモノは「達成感」が大好物です。
得られる「達成感」にはこだわりがあるほうです。

ナマケモノなのですが、たとえ年をとっても「年相応」の結果では満足できません。
過去の若い自分より劣る目標では納得できないのです。

マラソンサブスリーを達成し、富士登山競走も完走した私が、エネルギーを消費してでも達成したいと思ったのがトライアスロンです。
そして実際、その達成感は極上の味でした。

幸い(?)初挑戦のオリンピックディスタンスを3時間0分16秒でゴールしてしまったので、次に3時間を切れたらきっとさらなる達成感を得られるのでとても楽しみにしています。

まだマラソンを完走していない、あるいはマラソンで目標タイムに届いていない人はマラソンを頑張って達成感を味わって欲しいですが、もしマラソンで新たな達成感を得られにくくなってきた方にはトライアスロンをとてもお勧めします。

練習で飽きない

マラソンは基本的に走ることが練習です。
LSD、ペース走、インターバル、ウィンドスプリントなど走り方にバリエーションはありますが、走ることに変わりはありません。
小学生からずっと走ってきた私は少し飽きた感があります。

トライアスロンではプールに行ったり、海に行ったり、自転車に乗ったり、自転車で山にいったりもできます。
気分転換しながら練習ができました。

作戦を立てるのが楽しい

3種目の練習をどのように実施してトライアスロンを攻略するのか、練習の配分を考えることがトライアスロンは必要になります。

ナマケモノはYouTubeの動画を見たりして、泳ぎ方の知識を増やしてからプールによくいっていました。
プールだけでは波に対応できませんので海にも行きました。

ナマケモノは自転車の練習はあまりしませんでした。
長距離で山を越える練習を1回したくらいです。

初心者でもトライアスロン完走は目指せます

トライアスロンと聞いて、距離が長くてストイックにトレーニングした人しかできない競技というイメージを持っている方も多いと思います。
でも、スーパースプリントやスプリントのように短めの規格もあるんです。

例えば、富山県で行われる滑川トライアスロンのスーパースプリントの関門は以下のとおりです。
・スイム375m スタートから20分
・バイク10km スタートから60分 
・ラン2.5km スタートから90分

375mを20分で泳ぐのは初心者の方にもクリア可能な関門です。
25mを1分で泳げる場合、375mは15分で泳ぎ切れます。
ぜひプールで25m泳いでみて、25m1分のスピードがどのようなものか感じてください。
375m泳げるようになるには努力を要しますが、375m泳げるようになったのであれば20分という関門はクリアできると思います。

バイク10kmを40分と仮定すると、時速15kmです。
時速15kmというのは、ママチャリでの平均的な速度といわれています。
ロードバイクに乗っているのであれば時速15kmは出せます。
あとは10kmそれを持続できるかどうかです。

ラン2.5kmを30分というのはどうでしょう。
キリよく2.5kmを25分で考えると、1km10分ペースです。
ジョギングやランニングをしたことがある方は分かると思いますが、1km10分(時速6km)というのは初心者の方でも練習すれば可能なペースです。
歩く速度が時速4~5kmと言われていますので、歩くよりちょっと速いくらいです。
スイム、バイクを終わった後なので万全の状態ではありませんが、練習で体力をつけておけばランの関門もクリアは可能です。

大会によって関門は異なりますが、上記のように関門が厳しくない大会もありますので、是非とも自分にあった大会を探してみてください。

もちろんですが、何も練習しなくても大丈夫!とナマケモノは一切思っておりません。
運動は危険を伴いますので、あまり甘く考えていると生命の危機が生じます。
特にスイムは危険です。
自分の能力と目標に合わせた練習をして、事故を起こさないようにしましょう。

なお、ナマケモノの初トライアスロンはオリンピックディスタンスを選択しました。
フルマラソンの経験と、子供のころに水泳を習っていた経験があったからです。

まとめ

トライアスロンにはいろいろな距離があって、自分の体力に合わせて挑戦することができます。

みなさんが新しい挑戦をして、大きな達成感を得られることを願います。

ナマケモノがトライアスロン(オリンピックディスタンス)に初めて出場したときにしていた練習と結果については、こちらの記事をご参照ください。

その時使っていた道具や必要だった費用をについては、こちらの記事をご参照ください。

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