9月9日に1km3本を走り心拍数が180~190くらいに上昇した時、左肩に痛みが出現しました。狭心症を疑い受診したので、記録しておきます。
検査結果
初回の受診は総合内科に案内されました。
血液検査・尿検査
脂質の数値はほぼ正常化していました。
基準値 | 単位 | 4月 | 9月 | |
総コレステロール | 140-199 | mg/dl | 213 | 203 |
HDLコレステロール | 40-119 | mg/dl | 65 | 65 |
LDLコレステロール | 60-119 | mg/dl | 133 | 118 |
中性脂肪 | 30-149 | mg/dl | 87 | 77 |
5月から走り始め、少しは改善されているのかなと感じます。
胸部レントゲン
異常なし。
運動負荷心電図
予測最大心拍数:220ー39歳=181の85%である154を目標心拍数にして行いました。症状が出たのが心拍数180~190だったので、そこまで追い込んではくれませんかとお願いしましたが、それは受け入れられませんでした。Bruce法という徐々に負荷が上昇する設定で行い、心拍数157で検査終了しました。最大負荷は6.8km/h、傾斜16%、12.1METsでした。その際に、心電図のST低下(心筋虚血所見)はみられませんでした。
超音波検査
異常なし
循環器内科医師による説明
2回目の受診は循環器内科の先生を紹介してもらいました。いずれの検査でも異常は見られないという説明でした。この先、本当に冠動脈の閉塞が起きていないか調べるには冠動脈造影CTを撮影するしかないが、造影剤による肝臓への負担や、カテーテルを血管内に入れて操作することによる侵襲、何か不具合が起きるリスクなどを考えると、冠動脈造影CTはお勧めしないと言われました。
仮に冠動脈に狭窄が起きていたとしても、心拍数180~190くらいまで追い込んで初めて症状が現れるようだと、冠動脈の先の細い血管が狭窄している程度の可能性があり、そのレベルだと当院の大雑把なCTでは検出できないとも言われました。
心臓は収縮だけが重要でなく、拡張して血液を充填させることが重要です。拡張して血液を心臓に充填させてから収縮することで、十分な血液が全身に送り出されます。その点、心拍数が180~190も上がっている状況というのは、心臓の拡張が不十分なまま収縮しており、良い状況とは言えないとも言われました。心臓の拡張の大事さは知っていましたが、自分にあてはめて考えたことがありませんでした。
そして、「こんなことを言っては失礼かもしれませんが・・・」と前置きされましたが、年相応の運動負荷にするのが良いかもしれないと言われました。せめて、心拍数170までに抑えて運動をして様子をみて、今までより低い心拍数でも症状がでるようなことがあれば再度受診をしてはどうかと言われました。
初回の総合内科の先生も、2回目の循環器内科の先生もどちらとも、よく患者の話を聞き、十分に説明をし、親身になって考えてくれる良い医師でした。
「年相応」という言葉は、私が何かに挑戦するにあたりタブーとなる言葉なのですが、先生方の丁寧な対応と説明のおかげで、ずいぶんと納得できました。
今後の方針
今後は、心拍数に制限を設けて、アイアンマン完走を目指し練習します。
持続させる心拍数の上限は170bpmとします。瞬間的には170を越えることもあるかもしれませんが。予測最大心拍数181bpmの94%ですね。
ナマケモノの練習ルールが増えました。
- 練習は最大で週2日(あるいは月9回)まで。
- 活動量をTwitterに毎日投稿することで、こっそり練習していないことを証明する。
- 心拍数は170bpmを上限とする【NEW!!】
前よりもさらにナマケモノになりましたね!心拍数を上げずに強くなれるなら、それもまた良いことです。
今後とも応援よろしくお願いします!
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