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練習内容
天候:晴れ 気温:25→32℃ 風:ややあり
- バイク 180km 7時間10分27秒(25.1km/h)
- ランニング 2.00km 10分21秒(5分11秒/km)
バイク 180km 7時間10分27秒(25.1km/h)
アイアンマンジャパンみなみ北海道を前に、180kmを走る最後のチャンスでした。
3種目で一番楽勝だと思っていたバイクが、最終的には一番の不安材料となりました。180kmを完走したことがなかったので・・・。
今回、補給食や給水を本番に近づけることにしました。目的は3つです。
①カロリー、水分、塩分を計算して摂取することで、練習リタイアの可能性を下げる。
②本番同様の補給食・給水をすることで、胃が受け付けるのかを確認する。
③180kmを完走して、本番前に自信をつける。
準備したのは以下のものです。
- アクエリアス 5.6L
- ウルトラミネラルタブレット 12粒
- アミノバイタル パーフェクトエネルギー 8本
- 塩羊羹 8本
- バランスオンminiケーキ チーズケーキ 4個
- ブーストバイツ(カフェイン入りグミ) 1袋
- コムレケア 2包
これでカロリーは3000kcal以上、水分5600mL以上、塩分15.5gほど摂取できます。本番のシミュレーションができるのは素晴らしいことなのですが、とにかく金がかかります。総計3500円(泣)
9月15日の北海道で30度以上の暑さはないので、わざと暑い時間に走る必要はありません。できる限り涼しい時間に走れるように、4時起床で6時練習開始にしました。
スタートして1kmも走らないうちに問題発生です。台風の影響でサイクリングロードが荒れていました。折れた大量の枝がサイクリングロードを埋め尽くしている区間がありました。パンクしないかヒヤヒヤしながら進みます。
海沿いにいくと、風で運ばれたであろう砂が堆積していまして。タイヤをとられスリップします。滑ったらクリートを外すのは間に合いません。
そして、海沿いの道にぶつかった波が、道路まで飛んできました。回避しようとハンドルを切りましたが、後ろから車が来ていたらヤバかったなぁ・・・。
サイクリングロードに来たのが7月5日以来だったのですが、雨と日光で草がボーボーな場所もありました。背の高い草にシバかれました。
そんなこんなでいい環境とはいえませんでしたが、開始からグロスタイム3時間30分で80kmを通過しました。22.85km/hです。180kmはギリ8時間以内のペースです。
ここから巨大な水たまりを回避するためにサイクリングロードを出て、信号にしょっちゅう引っかかったり、トイレを借りたスーパーのレジで長く待ったり、飲み物をボトルに入れ替えたりでロスタイムが増えます。
108km5時間 → 21.6km/h
このあたりも信号でよく止まりました。サイクリングロードに復帰しましたが、120km過ぎで左の大腿四頭筋が攣りそうになり、コムレケア1包を使用します。
125km6時間 → 20.8km/h
130kmからから向かい風が約20km続きました。
147km7時間 → 21.0km/h
150km付近で自転車から降りたときに左大腿四頭筋が攣りました。ストレッチして治して、なんとか再スタートできたので、車を止めてあるところにゆっくり帰ります。
155km7時間45分 → 20.0km/h
効果があるのか分かりませんが、コムレケア2包目を使用しました。
その後、また脚が攣らないように、無理せず安全運転で180kmをなんとか走破しました。
グロスタイムは9時間。平均移動速度は約20.0km/hでした。
ランニング 2.00km 10分21秒(5分11秒/km)
バイク180kmで満足せずに、その後のランも少しだけ経験しておきます。
攣りそうだった左の大腿四頭筋も、ランニングでは攣りそうな感じはありません。もちろん、走り続けたらそのうち攣りそうになるとは思いますが。
体が全体的に疲れてはいるのですが、何故かペースは5分11秒/kmとオーバーペース気味です。頑張っていないのに、勝手にスピードが出ています。このペースで42kmを走れるわけがありません。本番は自重しないといけないですね。
向かい風は気持ちよかったのですが、追い風になって風を感じなくなるとたちまち暑さを感じて苦しくなりました。
180kmのバイクの後に42kmを走れるかといえば、今でも走れる自分を想像できませんが、本番はテンションでなんとかするしかないでしょう。
今日分かったこと
初のバイク180km完走でいろいろと分かったことがありました。不安要素をだいぶクリアできて、本番に向けて調整が必要なことも見つかりました。
暑さでやられる心配はない
本日6時スタートで25℃の快適な時間帯に走行もできましたが、雲もほとんどなくどんどん気温が上がって最高気温は32℃でした。この暑さに耐えられるのであれば、北海道はどんなに天気が良くても大丈夫です。
今日は新たなウェアを試したのですが、これが大正解でした。
前回はサイクルジャージが汗で体に張り付いて不快だったのですが、このインナーを着ると全く体に張り付かなくなりました。サイクルジャージは9時間後でもほぼサラサラでした。
インナーが体とサイクルジャージの間に空間を作ってくれて、なおかつ体から発生した汗を急速に乾燥させてくれます。
この暑い季節に重ね着をしてはもっと熱くなるのではないかと心配していましたが、重ね着で余計に暑くなったような印象は全くありませんでした。
唯一デメリットがあるとすれば、洗濯で壊れやすいということです。1回の洗濯で、背部の生地が少しほつれました。これはAmazonのレビューにも書いていました。ですが機能的に全く問題ありません。
身長166cm、体重51kg、胸囲90cmの私は、Mサイズでぴったりでした。
Xのフォロワーさんの紹介でヘアバンドを購入しましたが、これも非常に良かったです。
額からサングラス内に落ちてくる汗はゼロでした。サングラス内で発生した汗は多少ありましたが。
股間は180kmに耐えられる
サドルによる股間の痛みも深刻でしたが、今回新たに投入した超極厚3Dメガパッドのついたビブショーツでだいぶ軽減されました。
大腿の両サイドについてポケットも使い勝手がよく、補給食のゴミを入れても不快感なく、ペダリングに全く支障がありませんでした。
大量の飲み食いは苦にならない
今日は摂取カロリーは3000kcal以上、水分5600mLを摂取しましたが、胃がもたれたりは逆にハンガーノックアウトになるようなこともなかったです。本番もほぼこれと同様の内容でいきます。
全身疲労はそれほどないが、足が攣る
180km終了後は疲労困憊でもう動けないというレベルにはなりませんでした。
ただし、脚は攣りました。
塩分や水分の必要量を計算して摂取して、コムレケアを使用しましたがそれでも攣りました。
一番の問題です。
多少の向かい風が続いても、180kmは完走できる
向かい風が続くと疲れて脚が攣りそうになるのですが、それでも180km行けました。みなみ北海道の自転車専用道路は意外とアップダウンがありますが、それもなんとかなりそうな気がしてきました。
向かい風+長い坂道はどうなるか分かりません(笑)
バイクカットオフに間に合う保証がない
バイクのカットオフはスイムスタートから10時間30分です。私はスイム1時間40分、T1に20分の予定なので、バイクの制限時間は8時間30分になります。
今日の練習で信号待ちやドリンクの補充などロスタイムがかったのは仕方ないですが、それでも9時間もかかってしまいました。これは不安要素です。
そんなこんなで、脚が攣る&時間がかかりすぎるのが問題ですが。ですが、多くの安心材料も得られました。
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