IRONMAN JAPAN みなみ北海道 2024(9月14日)3日目 レポート

前日準備のために身支度

6時に起床して、まずは洗濯機を回しました。
荷物を最小限にするため、洗濯をする前提で最小限の枚数しか服を持ってきていませんので。

そして2回目の朝食。

そういえば野菜をあまり採っていないなということに気付いて、野菜ジュースを買いました。
たんぱく補給に3度目のサラダチキンも。

9時には出発したかったのですが、各種ギアバッグに道具を振り分けるのに手間取り、ほとんど10時近くに出発しました。

まずはT2に向かうことにしました。
ホテルを出て函館江差自動車道に入る前に、あいす118に寄りました。

何を頼もうか迷いましたが、ここは定番のソフトクリームに。

とっても濃厚な気がする!
(幸せな舌をしているので、だいたい何でもおいしい)

景色の良いカウンターで食べれます。

顔出しパネルをひとりで撮る40歳のおっさん。

三脚にもなる自撮り棒でスマートに記念撮影です。

サイクリスト3人組に笑われていた気がするけど問題なし!笑

T2へ移動(バイクコース下見)

その後、函館江差自動車道に入り、木古内方面に進みます。

北斗中央ICからはバイクコースの下見です。
一人で行動しているためコースの写真は撮れませんでした。

緩い上り坂と下り坂が交互に繰り返されていることを存分に感じました。
フラットコース・・・ではないですよね。
獲得標高1,619mだけど数値ほどきつくないよーとブリーフィングでも説明されていましたが、やっぱりこれは甘く見積もってはいけないやつですよ。

私は練習時に向かい風が続くと、脚が疲労して筋痙攣に陥ってしまっていました。
長い上り坂で脚に負担がかかるのはとても心配です。

でも、平地ばかりの練習でなく、緩い坂を上るインターバルもしておいたので少しはマシかなと思いました。

T2の下見

木古内駅の北口駐車場にレンタカーを止め、T2のふるさとの森公園を目指します。
駐車場からT2を目指すと、T2からランコースに出る道を逆走するような経路になります。

T2を出てすぐに長い下り階段と下り坂がありました。
バイク180kmの後、ここを下るのは脚は耐えられるのか・・・?

階段を上ると、広大なT2が広がっていました!

ここからは、私が実際に見た順番でなく、レース中に通る順番に紹介します。

バイクの最後はちょっと急な短い上り坂です。
赤いラインの手前でバイクを降りて、左折したらT2です。

降車位置の真横に、熊出没注意の看板。
闇夜に光る眼が怖い!!

T2に入ると、広々としてT1より余裕のあるバイクラックが広がります。

ここのラックにランギアバッグをセットします。

バイクラックのあるところを出ると、更衣用のテントにつながるルートがあります。

男性、女性、ジェンダーニュートラルの3部屋があります。

今日はT2の様子を確認しただけで、ランギアバッグはセットしませんでした。

当日の朝、車を停める総合文化センターからT1までは1.1kmあります。
そのときにサンダルでなくランニングシューズで歩きたかったので、ランニングシューズとともに当日の朝にT1でランギアバッグを預けることにしました。

T2確認後は、ゴールである木古内町役場を見に行きました。

明日は絶対にここに戻ってくるぞ!と気合が入ります。

さて、次はT1に向かいます。
再び高規格道路の下見です。
復路も長く緩いアップダウンの繰り返しです。

T1でバイクの準備

総合文化センターからバイクでT1に向かいます。

まずはギアチェンジがおかしくなったバイクをメカニックサービスで見てもらいます。

料金が一切書いていないのが怖い!

いくら請求されるんだろう・・・

症状を伝えると、ペダルを回転させながらリアディレイラーの2つのネジを調節し始めました。
ものの数分で、いい感じにギアチェンジできるようになりました。

「ブレーキが緩すぎるけどこだわりがありますか?」と聞かれました。
ブレーキのクイックレリーズを解除してもタイヤが抜けないからこの設定なのですと答えると、少し狭くてもタイヤをぶったたけば抜けるよと教えてもらいました。
ブレーキが利くように、いい感じにブレーキシューの幅を調整してくれました。

変速のためのワイヤーに注油しているのか聞かれ、してないですと答えるとそこにもスプレーで注油してくれました。

せっかくなので、「今夜は雨みたいですけど当日の朝にオイルを差しなおした方がいいですか?」と聞きました。
既にオイルは塗ってあるみたいだし、塗りすぎても塗らなさ過ぎてもダメだけど、好みによると言われました。

私は素人過ぎて好みも何もないので、このままでいいや!ってことにしました。
細かい違いは分からない人間なので、気にしなければきっと大丈夫(笑)

サービス代は・・・たしか1,000円か2,000円でした。
相場が分からないですけど、満足いく調整をしてもらってウン千円と言われなかったので私は満足です。

調整が終わったのでバイクチェックインに向かいます。

テントでアンクルバンドを受け取り、その先でバイクチェックを受けます。

シートポストステッカーをまだ貼っていなかったので貼ろうとしたとき、マズいことに気付きました。

シートポストステッカーとサドルバッグの位置が完全に一致してしまい、どうステッカーを貼ったらいいのか分からなくなりました。

サドルバッグの素材的に、サドルバッグに張り付けてしまうと、接着力が弱くて走行中に剥がれそうなのです。

サドルバッグなしだとパンク対策や工具類が持ち運べません。

どーしようかと焦りましたが、うまい具合にサドルバッグのベルトの下にも潜らせて固定することができました。
きっとこれで大丈夫!

そんなこんなで無事にバイクをチェックインを受けて、ラックにセットすることができました。

補給食を入れるトップチューブバッグは当日朝にセットします。

次はバイクギアのラックへ。

バイクギアバッグの袋が小さくて、全て入れるのに悪戦苦闘しました。
私はトライスーツでなく3種目全部着替えるので、バイクギアバッグに超極厚3Dメガパッドのビブパンツやサイクルジャージも入れなくてはならず、容量が限界でした。
もう少しでいいので余裕のある袋をお願いします!

今夜はけっこう激しい雨の予報で、ランギアバッグもバイクギアバッグも袋の口を閉じておかないと水浸しになるよという注意喚起がXのタイムラインに流れていたので、持ち合わせのビニル袋で傘を作りました。

これでばっちり!

Xの情報には何度も助けられます。

袋の口を締め忘れてしまったXの知り合いの袋の口を閉めてくれる男前もいました!
助け合って支え合って励まし合って・・・・ほんと素晴らしいつながりです。

バイクギアバッグのラックはこんな感じです。

スイムのゴールゲートで記念撮影。

スイム後にゲートをくぐるとすぐにバイクギアバッグ。

バッグのラックのすぐ横に更衣室。
女性、ジェンダーニュートラル、男性の3部屋です。

更衣室の裏側にバイクラックが広がります。

スイムからバイクまでT1の移動距離が長くないのはいいですね!

バイクラックのところはレッドカーペットですが、テントを出てからバイクラックまでは砂浜です。
ビンディングシューズが砂だらけにならないか心配です。

高級バイクの見本市(笑)

想像ですが、夜中にバイクの盗難などがないように、誰かが夜通し見張ってくれているのでしょう。

感謝!!!

そういえばT1に滞在中にポツポツと雨が降る時間がありました。
雨雲レーダーを見てみると、それなりの雨雲がT1にやってくる予想・・・。

雨具を持っていなかったので雨が降ったら困るなぁと思ったのですが、結局ポツポツ程度で済みました。

アイアンマン前夜から初日(移動日)にいろいろ起きすぎたのでツイてないなぁと思っていましたが、結局なんだかんだうまくいき、天気も悪くありません。

ちょっと前の予報では前日は雨でしたし、もしも雨が降っていたら準備が相当にめんどくさいことになっていたはずです。

そう感じてから、「ツイてるツイてる・・・」と心の中で呟くようになりました。

スイムの試泳はパス!

ブリーフィングで試泳時間の変更のアナウンスがあるまでは午前中に試泳をする予定でしたが、前日の試泳はパスしようと朝から決めていました。

前夜の決起集会で試泳はしないという方もおられましたし、濡れたウェットスーツを洗ったり乾かしたりすることを考えたら、もう当日の朝の試泳時間でいいや!ってなりました。

上磯漁港の海の様子は当日の朝、スタート直前に体験すればなんとかなるでしょう!

函館をエンジョイ

おそらく無事に前日準備が終わりました。
このとき14:30頃。

試泳をしなかったことで時間に余裕が生まれました。
よし、函館を楽しもう!

まずはハセガワストアの焼き鳥弁当!

焼き鳥といいつつ豚バラのご当地グルメです。
いろいろな味付けがありましたが、塩だれにしました。

タレが超うまい!
タレだけでご飯何杯もいけます。

そして、北海道特有の乳酸菌飲料、ソフトカツゲン。
明日、速いタイムでのゴールはできなくても、完走してソフトに勝つぞ!

ちなみに、T1の目の前のハセガワストアはあえて行きませんでした。
T1の準備のための迷惑駐車と勘違いされるのが嫌だったので、少し離れた店舗に行きました(笑)

続いては五稜郭!

五稜郭ランニングで星形の軌跡を描きに行きました!

とってもいい感じ!
この日の五稜郭は、アイアンマンのリストバンドを巻いた人が何人もいました。

五稜郭タワーは上らず、下から記念撮影のみ。

タワーからの景色は、Xの知り合いの方のアップした写真で満足しました(笑)

次はご当地バーガーのラッキーピエロ(人見店)

焼き鳥弁当を食べたばかりなので、あまりお腹が空いていません。

ハンバーガーのセットやカレーなどいろいろなメニューがありましたが、チャイニーズチキンバーガーの松(チーズ入り)を単品で注文しました。

注文して、番号札をテーブルに置いてトイレに行って戻ってくると・・・
番号札が消えている!?

誰か盗った?それとも店員さん?

とりあえず店員に事情を話してみるも、店員がどうこうしたというような反応ではない・・・。
じゃあ誰かのいたずら?

アンラッキーピエロ・・・

真相は不明ですが、店員の指示通りに席で待っていると、番号札が届いて、注文の品も届きました。

甘辛いたれがおいしかったです!
食べ応えも十分!!

後で知ったのですが、チェーン店でありながら店舗ごとに特徴があるようです。
人見店は「あんかけ焼きそば バリバリ麺」がここだけで提供されているメニューだそうです。
あんかけ焼きそばは他店にもあれど、バリバリ麺は人見店だけと。

次回入店したときは注文します!

これにて函館観光は終了。
早く寝るためにホテルに戻ります。

決戦前夜

17時頃にはホテルに到着し、風呂に入り、明日の道具の最終準備と確認を行い、20時には消灯しました。
3時まで寝れば7時間睡眠だー・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・

・・・!!

寝れない!!!!!!

明らかに緊張して寝れません!

普段は慢性的な睡眠不足のせいで日中も眠く、夜も数分で夢の中に落ちる私ですが、完全に目も頭も冴えきっています。

羊を数えてみましたが、100匹以上でめんどくさくなりました。

21時を過ぎ、22時も過ぎ、焦りから余計に眠れません。

静かすぎるのも良くないということでYouTubeをラジオ的に流すことに。

3年前から視聴しているリベラルアーツ大学の両学長のYouTubeライブを聞きながら目を閉じていると・・・意識が飛んでいました!

すぐに目覚めてしまいましたが、確実に数分は意識がとんでいました!

時計を見ると、23時30分。

もう一度再生して目を閉じていると・・・・

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