IRONMAN JAPAN みなみ北海道 2024(9月12日)1日目 レポート

北九州から羽田経由で函館へ移動開始

ついに北の大地に出発です。

9月13日(金)の出発ではアスリートチェックインの締め切り(9月13日14時)に間に合わないので、本日から出発しました。

トラブルその1

出発前夜からトラブル発生。
なんと、注文していたはずのレンタルのウェットスーツが届かないことが判明。
申し込みをしたのに業者が見落としていたのですが、私自身も注文後の連絡や振込先の指定がないことに気付かずという状態でした。

今後の対応について業者と連絡をとりながら、ウェットスーツが手に入るのか不安をかかえたまま家を出ます。

自作のバイク輸送箱(3辺合計203cm以内)を軽自動車に乗せて空港に向かいます。

空港に着いても問題発生です。
輸送箱のキャスターが不安定で、点字ブロックや段差に当たると、キャスターが倒れてしまうのです。
しかも、段差を越えようとベルトを持って持ち上げると、ベルトがバックル部で外れます。
100均のバックルは引っ掛かりが弱いようです。
なかなかスムーズに前に進めません。

なんとか輸送箱を預け、まずは羽田行きのゲートに向かいます。

トラブルその2

飛び立とうとした直前に、まさかの報告。

函館に応援に来るはずだった母(66歳・熊本在住)が応援に来れなくなったと。
親父がコロナ陽性になっちまったと。
なんてこったい・・・。

私は予定通り羽田に到着。
出てきた輸送箱がこちら。

ステッカーの上にめっちゃシール貼られてる!
横倒しにしないで扱ってもらえるのは有難い話なのですが、これじゃステッカー剥がれるやん・・・。

なんとか最小限のダメージで切り抜けます。
でもどうせまた貼られるから剝がさなくてよかったな。

この時点で12:00で、次の羽田→函館の便が13:05。
あと1時間5分ほどある状況でした。
意外と時間ないですし、輸送箱を預けなければならないので少し急ごうと思いました。

相変わらず運びにくい輸送箱を押して点字ブロックと戦いながら2階の出発ロビーへ向かいます。
大きな自転車輸送箱はエレベーターに乗るのも一苦労。
空いていないと入れません。
時間がどんどん過ぎるなぁ・・・。

トラブルその3

やっと2階の出発ロビーへ。
ANAのカウンターはどこかな・・・ん?ない???え、ここは第1ターミナルで、乗り継ぎのANAは第2ターミナル!?

アイアンマンの準備物リストの作成に必死すぎて、ターミナルが違うことに全く気付いていませんでした。

12:15。
やばい、第2ターミナルに移動せねば!

焦る気持ちとは裏腹に、またしてもエレベーターで苦戦。
そして1階のバス乗り場で、第2ターミナルへのシャトルバスを探します。
1~3のターミナルを行き来しているシャトルバスに飛び乗ると、まさかの第3ターミナル往き!

第3ターミナルからまた第1ターミナルに戻されます。
このまま乗っていれば第2ターミナルに行けたのですが、頭の中がパニックになっていた私はシャトルバスの運行ルートを理解できず、バスを降りてしまいます。

そして、第1ターミナルで出発20分前を迎えました。

もう思考ができず、白旗を上げてしまいました・・・。

だいぶ嫌な汗をかきながら呆然としていました。
しかし、本日中に函館にたどり着けないシナリオが有ることに気付き、急いで別の便を探します。

JALの17:10発42,610円が残り数席・・・!
ANAに空席は無し!
購入するしかない現実の前に、ポチるしかありませんでした。

宿代を節約したぶんが一瞬で空に消えました(泣)

意気消沈しつつも、これ以上の失敗はしたくありません。
さっさと輸送箱を預けて保安検査場を通過し、出発3時間半前には出発ゲートに到着しました。
そこで、フォロワーの皆さんに励ましてもらいながら、ウェットスーツの件もどうにかできないかと声をかけて動いてくれている人がいることに気付きます。

なんていい人たちなんだ・・・(号泣)

ローソンで買ったサラダチキンでタンパク質を補給しながら、17時の飛行機を待ちます。

そして14時半頃、ウェットスーツのレンタル業者がウェットスーツを確保できたと連絡がありました!
なんとかノンウェット回避です!!

やっと函館に到着

乗り継ぎの乗客を待つということで、少し飛行機の出発・到着が遅れましたが、函館空港に着陸。
レンタカーのお店に送迎してもらいます。

予約していたレンタカー(23,000円/5日)を借りたのですが、ここで5日間の免責保障11,000円と、営業補償料(NOC:ノン・オペレーションチャージ。いくらだったか忘れた。)を提案されました。

普段の私なら、確率低く、損失も甚大でない(人生が崩壊しない)ものに対して保険や保証には入らないのですが・・・

この1日で、アイアンマンが「Anything is Possible」=「何が起こるか分からない」ということを思い知らされていたので、免責保障だけ契約してしまいました!泣

だって、誰かが駐車場で当て逃げするかもしれないじゃないですか!

乗り慣れないハリアーをビクビクしながら運転して、これからアイアンマン終了まで5泊する宿に到着しました。

函館空港の東にある、シーサイドインヤマニという宿です。

素泊まり5,600円/日なので、とにかく宿泊費を抑えたい人にオススメです。
見ての通り新しいホテルではありませんが、洗濯機や乾燥機が各100円で利用できたり、床に道具を広げて各種バッグへの準備ができたり、魅力的な面もあります。
駐車場も無料です。

チェックインしたのが20時頃。
今日はトラブル続きだったので、観光とか動くのはやめて、おとなしく質素にコンビニ飯を食らいます。

既に函館グルメや夜景を満喫しているフォロワーさんの投稿を横目に、なかなかの寂しい状況!

明日からアイアンマンを楽しんでやると心に誓い、波乱に満ちた1日目は幕を閉じました。

コメント

  1. Masaharu Iga より:

    こんな大変なことがあったんですね。決起会でのウエットスーツの話など、何となくトラブルがあったのかなという認識で、まだTwitterで皆さんと繋がりがなかったので全く知りませんでした。

    • ナマケモノ ナマケモノ より:

      >Igaさん
      アイアンマンお疲れさまでした&決起集会では楽しいお話をありがとうございました!初日にあれこれ起こりすぎて、ちゃんとスタートラインに立てるのか決起集会の段階でもビクビクしていました(笑)来年以降参加する人がうまくいくように、スタートラインに立つまでの2日間も今からレポートします。

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