IRONMAN JAPAN みなみ北海道 2024(9月15日)大会当日 レポート

※本ページにはプロモーションが含まれています

※この記事は超長いです。覚悟して読んでください。

前日までのあらすじ

前日準備を問題なくこなし20時には布団で横になったのですが、極度の緊張で全く眠れる気配がありません。

23時30分に時刻を確認したあとYouTubeライブを聞きながら目を閉じて・・・・

起床~T1到着

次に目覚めたのは2時40分でした。

よし、3時間くらいは寝れた!
でも1日がかりの鉄人レースの前夜に3時間て・・・号泣

二度寝を試みましたが外の雨音も激しく、そのまま起床時間の3時を迎えました。

睡眠時間は3時間!
これは非常にマズイ。

でも、いつもの寝不足の時のような体の重さや倦怠感はありません。
3時間しか眠っていないのに、頭も体もスッキリしています。
眠っていないものの、7時間は布団の上で目をつぶって寝転がっていたので、体は休息できたようです。

それでも、バイクで睡魔に襲われたら怖いので、コンビニで眠眠打破を買いました。

さて、まずは朝食!

合計1,100kcalほど摂取します。

参加者に1個配布された、ドットMマークの焼き印の入ったあんバタどら焼きが300kcalオーバーでなかなかの優等生。

アイアンマンを食らい尽くすっ!!!!

バターが柔らかくて甘さと塩加減が良い感じでちょーウマい!!

忘れ物がないように注意しながら準備をして、予定どおり4時に出発!

レンタカーで函館江差道路を走り、T1付近の選手用駐車場である北斗総合文化センターを目指します。

北斗追分インターからはアイアンマン開催のため通行止めとなっているので、一般道におります。
それでも十分に総合文化センターに近付いているのでほとんど問題ありません。

総合文化センターより北斗市役所のほうが僅かにT1に近いので、今日はそちらに停めさせてもらいました。

下車すると、風が強くて寒いっ!!

ウインドブレーカーを着て正解でした。
周りを見ると、既にトライスーツのような格好で会場に向かって歩いている人もいます。

風は強いですが、雨が全く降っていません。
今朝も「ツイてるツイてる!」と幸運に感謝します。

上磯漁港までの1kmは本日ランで使うランニングシューズで歩きます。
このあとランギアバックに入れて預託可能です。
ランギアバッグを当日朝に預けると、ランの時の服をどうするかをギリギリまで検討できます。

結局、ラン開始から寒いという予想で、長袖をパーソナルニーズバッグでなくランギアバッグに入れておくことにしました。
当日にランギアバックを預けられるのはとても助かりました。

T1で準備

5時頃、上磯漁港に着くと十分に明るくなっていました。
準備にライトは不要です。
T1に入るときに、手首のリストバンドと足首のアンクルバンドの確認があります。

T1に入ってまずはバイクの最終確認。
補給食の入ったトップチューブバッグ、フロントライト&リアライトをセットして、タイヤの空気圧とブレーキを確認します。

眠眠打破はもしもの時に備えてサドルバッグへ・・・。

途中、外国から来られた方にポンプを貸してくれないかと頼まれました。
貸すときは「OK!」と返事をするだけで済んだのですが、また質問をされました。
どうやら、『キミは空気圧をどこまで入れてるんだい!?』と聞かれているようでした。

「エイド、ハンドレッド!」と答えました。
メーターを指さしたので大丈夫なはずです。

ウェットスーツに着替えて、最後のカロリー摂取としてアミノバイタル赤とミニケーキを食べます。

この100kcalのミニケーキは口の中の水分をだいぶ奪われます!

クラゲよけ(避けると言うより、仲間と思わせて刺されなくするやつ)を塗りますが、どれくらい塗ったらいいか分かりません。
とりあえず、体が真っ白にならないくらいの量をできるだけたっぷり目に塗りましたが・・・これでクラゲと仲良くなれるのか?

後で樽美酒研二のように顔が真っ白の人を見たので、私は塗る量が少なすぎただろうかと少し不安に・・・。

準備中はMCの方のトークや選手紹介を楽しみました。
13日の決起集会でお話した「しゅ」さんが最年少で紹介されたので思わず拍手!!

アイアンマンの完走回数がすごい人たちの紹介もしていたのですが、あまりにも数が多すぎて正確に覚えていません(笑)
余裕で3桁はありましたよね?
1回のエントリー費用が10万円として100回だと・・・1000万円!!
金銭的にもアイアンマンですよ(意味不明)

私もそういうステージに登りたいです。
ホテル代ケチったりしないし、無駄な航空機代で4万円を空にバラまいても気にしないレベルに・・・(笑)

ランギアバック、バイクとランのパーソナルニーズバッグ、ストリートギアバックの中身を最終チェックして、T1を離れます。

5時に到着したのでゆっくり落ち着いて準備ができました。

各種バッグを預ける場所はT1の外です。
預ける場所の周囲は荒いアスファルトで小石も落ちているので、裸足だと足の裏が痛いです。
ギリギリまでランニングシューズを履いておいたほうが良かったです。

それでも預けたあとはスイムスタート地点までは裸足です。
中には使い捨てのホテルスリッパを履いている人もいました。
スイムスタート地点の砂浜にゴミ箱があったのでそこに捨てれますが、みんながそれをするとゴミの量がとんでもなくなるから…私は次回も裸足でいいです。

スイムスタートの浜の入り口でアミノバイタル赤と青を配布してくれていました。
これがあるなら個人で買ったのを飲まなくても良かったなぁ。

6時5分頃には砂浜に到着して試泳開始。
波がめちゃくちゃデカい!
普段は穏やかな海らしいのですが、今日は荒れています。

水温はたしか21℃で、冷たくて辛いとは感じません。
そして透明度はゼロです!
超至近距離でないと時計は見えません。
手で水をすくうと、大量の何かが浮遊しています。
口にできるだけ入らないことを願います。

覚悟して泳いでみますが、やはりいつもの泳ぎはできません。
視界ゼロで波もあって、焦ってしまって息継ぎがまともにできません。
2ストロークに1回は息継ぎをしたくなります。

そして、何を目指して泳げばいいのかがこの時点でよく分かりませんでした。
ブリーフィングで説明された赤い高いブイが見当たりません。

試泳では不安ばかり増えましたな。
まぁ泳ぐ方向は、先にスタートする選手を観察していれば分かるかな・・・

試泳が終わりスタートを待ちます。
私は一番遅い黄色いキャップ(71分以上)ですが、黄色の選手が多すぎます。
私は71分どころか100分ほどかかる予定なので、列に並ばず浜で自由にしていました。

スイム

MCの声に合わせてみんなでカウントダウンをして、ついに長い1日がスタートです!

大砲の音が鳴ったらしいのですが、このとき気付かず。

5秒ごとに5人ずつのローリングスタートなので、私はあと20分はスタートしないつもりです。
既にスタートした速い選手を見て、どこに向かって泳げばいいのか確認していました。

どうやら選手が左にターンしている場所には・・・小さいオレンジっぽいブイが。
ブリーフィングでは赤い高いブイと聞いたハズですが。

もうすぐ順番がくるので並んでみると、決起集会でお話した方二人に会いました!
透明度が全くないですよねと話すと、「見たくないものを見なくてもいいかも」というポジティブな言葉をいただきました。

この時、何のことだか分かっていませんでしたが、後日その方の大会レポートを読んで何のことだか分かりました(笑)

1周目

ついに私の番がきました!

すぐ目の前にカメラがいたのでポーズをとってみます。
撮ってもらえたのかな?と疑問に思っていましたが、ちゃんと撮ってくれていました。

入水しますが、遠浅で足が海底に着きますし波もでかいので、泳がずに歩いたほうが速い状況です。
200mは歩いたでしょうか?そして泳ぎだします!

泳ぎだしますが、泳ぐ方向が定まりません。
頑張ってヘッドアップしても波のせいで高さのない赤いブイが全く見えません。

赤いブイどころか、黄色い三角ブイすら見えないこともあります。

ヘッドアップだけでは確認できず、平泳ぎ、犬かき、立ち泳ぎを多用して方向を確認しながら泳ぎます。

周囲に人に付いてくことも考えましたが、私の近くにいる時点でスイムが得意ではないはずなのでアテにはできません。

第1ブイはかなり大回りしました。混雑を避ける目的ではなく、フツーに大回りしてしまいました。

第2ブイを目指しますが…第2ブイは全く見えません!
黄色い三角ブイの先にあるはずだと信じて進みます。

このあたりで時計を見ると2分30秒/100mのペースだと表示されていました。
おお、予想の2分40秒/100mより10秒も速い!

途中で、会場のスタッフの方に『逆だよー!』と教えてもらったこともありました。
第2ではなく第3ブイに続く黄色いガイドブイを目指していたようです。

第2ブイは鋭くターンするので大回りにならないようにブイに接近します。
すると、ターンしている最中にトップ集団に周回遅れで追いつかれました!

沈められる危機を感じたので、急いでブイの近くから離脱しました。
ビックリしたー!!!

そこから第3ブイを目指します。
黄色じゃないキャップの人は泳ぐのが速いので、この人たちについていけば安心なはず。

このへんで時計を確認すると2分40秒/100mまで落ちていました。
まぁ、そんなもんだよね・・・

方向を確認するために立ち泳ぎや平泳ぎで足を使った影響か、少しふくらはぎが攣りそうな感じがしてヒヤヒヤします。

第3ブイを右に曲がると、三角ブイはオレンジに変わりました。
そして、スイムゴールの大きな黒いゲートを目指していくことになります。
ずいぶんと目標が見えやすくなりましたが、それでも波があると見えません。
2呼吸に1回は方向を確認します。

足が海底に着きました。
ここからまた速歩きします。

1周目の通過は55分ほどでした。
倍にしたら1時間50分で、予想より10分は遅くなります。
でも、1周目で目指す方向が分かったので、2周目のほうが早くなるのではないかと思いました。

2周目

水で口を漱いで、少し水を飲んで2周目へ。

第1、2ブイをコンパクトにターンし第3ブイを目指します。
1周目よりは落ち着いてブイを目指せています。

うまく第3ブイを目指せているはずなのですが、他の選手はほとんどが私より沖を泳いでいます。
私が間違っているのではないかと不安になりましたが、会場のスタッフが「みんな流されてる!」と叫んでいるのが聞こえました。
防波堤から沖に向かう流れがあったようです。

どうやら私の方が正しいルートだったようです。

第3ブイを右に曲がって最後の直線。
焦らず急がず安全運転です。

そういえば、息継ぎは常に4ストロークに1回で、得意な右でばかりしていました。
練習では6ストロークで1回の息継ぎをしたり、左でも息継ぎをしていましたが、いざ本番になると方向を間違えないことに必死で息継ぎにこだわる余裕なしでした。

足が海底について、長い歩行が始まります。

ゴーグルを外して落ち着いて時計を見ると、1時間50分も超えそうです。
予定より10分は遅くはなりましが、無事にスイムを終えました!

距離は3931mで、約100m長く泳いだように計測されています。
正確だとして3分のロス。
まぁ許容範囲でしょう。

1周目の第1ブイと第2ブイの後で流されて膨らんでしまっていますが、それ以外はなかなか良い感じではないでしょうか。

T1

スイムゴールのゲートをくぐると水をもらえました。
海水で口の中が塩辛くなってるし、塩分も摂取できているのでアクエリアスは要りませんね(笑)

バイクギアバッグを自分でピックアップし、更衣テントに入ります。
暖房器具があったのだと思いますが、ほんのり暖かかったです。
更衣テント内はブルーシートがひかれ、テーブルが少しと椅子が何台かありました。
ブルーシートは海水と砂まみれです。

私はトライスーツでなく3種目全て着替えることにしていました。
テント内で一旦全裸になり、サイクルジャージに着替えます。
紫外線も疲労のもとなので日焼け止めを塗りなおします。
けっこう時間がかかります。

着替え終わったらスイム道具をバイクギアバックに詰めて、テントを出たらバイクギアバッグを預ける場所に積み上げます。
そして自転車へ。

バイクの周囲はレッドカーペットが敷かれていますが、更衣テントからバイクまでは砂です。

バイクラックにて、秘密兵器のカツサプを8粒摂取。

コムレケアに筋痙攣予防効果を感じられなかったので、値段は高めですが3袋購入しました。
筋痙攣でリタイアして再挑戦することを考えたら安いものです!

スタートで8粒摂取。
以後、60km、90km、120km、150kmで各4粒ずつ摂取します。

バイクを押して国道に出て、バイクスタート!

T1は20分くらいかかるつもりでしたので、予定どおり!

バイク

砂がクリートに詰まっていないか心配でしたが、問題なくハマりました。

まずは国道を西に走ります。
沿道の応援が嬉しい!!

応援が嬉しくて、ニコニコしながら、たくさん会釈しながら走ります。

北斗富川インターから高規格道路に入ります。
合流に気を付けてくださーいと叫んでくれている女の子がいました。
ありがとう!

そうなんです。
トップの選手は私より1時間以上早くバイクを開始しているので、木古内で折り返して北斗富川インターまで戻ってきているのです。
別次元のスピードで私を抜かしていきます。

北上して、北斗中央インターを目指します。

高規格道路は車で走ったときに感じたとおり、坂がけっこうあるコースでした。
傾斜が緩いとはいえ、長い上り坂は脚の負担になります。
時速20kmを平気で下回ってきます。

普段、ずっと一人で練習していたので他の人がどのように走るのか知らなかったのですが、私よりも良い装備の方々と一緒に走って気付いたことがありました。

みなさん、上り坂は相当にスピードを落としているんです。
私も登りはとにかく無理をしないことに決めました。

そのぶん、下り坂はギアを上げてしっかりスピードを出します。
スピードを上げて、できるだけその勢いで次の登りを上ります。

すぐに勢いはなくなるんですけど(笑)

北斗中央インター1回目(10km)

最初のエイドである北斗中央インターのランプを下るところにカメラマンがいました。

いい写真!

そして、パーソナルニーズバッグを受け取ります。
少しだけ減った補給食をトップチューブバッグに追加します。

そして、ランプを上るとエイドステーションです。
予定通りアミノバイタル青と赤を1本ずつもらいました。

ボトルはアクエリアスを受け取り、ここにウルトラミネラルタブレットを投入します。

水500mlに3枚で経口補水液と同じ塩分濃度になります。
ですが、他にも補給食で塩分摂取しますしアクエリアスにも塩分はありますので、500mlに1枚がちょうどいい計算です。

ここから南下して茂辺地と木古内を目指します。

途中、短めのトンネルを1本通ります。

トンネル内は十分に明るく、ライトは必須ではないように感じました。

念のため私は点滅させておきました。

北斗茂辺地インター①(20km)

それから、北斗茂辺地(もへじ)のインターチェンジへ。

急な下り坂を一気に降ります。
スピードが出すぎて怖いのでブレーキをかけます。

坂を下りた先に応援をしてくれる方々が大勢いました!
元気をもらいます。

が、下り坂の先にはもう一度上り坂。
下り坂でブレーキを使いすぎて勢いをなくすのは失敗でした。

その先でUターンします。

そして、先ほどコワイくらいの勢いで降りた坂道を今度は上ります。
これはきっつい!

ギアを一番軽くしてくるくる回します。
時速10kmくらいまでスピードが落ちます。それでもきついです!

頑張って登りきるとエイドステーションですが・・・あれ、アミノバイタル赤と青がない。
エイドの場所によって内容が変わったりする・・・?

状況が分かりませんが、先に進むしかありません。
次は木古内町のエイドを目指します。

相変わらずのアップダウンを繰り返します。

2つ目のトンネルは長めで2kmほどあります。不思議な感じで、登っているのか下っているのか途中で分からなくなりました。

天気や気温のことを心配していましたが、雨はポツリとも降らず、ギラギラした太陽もなく、気温は24℃程度でとても快適でした。

体感的には暑くも寒くもなく最高のコンディションです。

今日もツイてるツイてる♪

木古内インター①(35km)

木古内の折り返しに来ました。
そういえば便意を感じていたのでいったんココで済ませます。

済ませた後の手洗い場がトイレの横にはなかったのですが、周囲を見渡してみると蛇口があったので使ってもよいか確認して手を洗いました。

トイレが終わった時点で平均移動速度が22.5km/時ほど。
うーん、けっこう制限時間ギリギリになりそうなペースです。
トイレでの大幅ロスの後だし、今から巻き返していこう!

トイレを過ぎていくとエイドがありました。
ここも、アミノバイタル赤と青が配られていたような形跡がない・・・。

もしかして売り切れ?こんな早期に?

これで全3か所全てのエイドステーションを通過したので、アミノバイタルは北斗中央の1箇所にしかないことが確定しました。
しかも、1箇所目もいつ売り切れるか分からない状況です。

エイドステーションのアミノバイタル赤&青で1000kcalを摂取する計画にしていた私の補給計画は一気に崩れ去りました。

なんてこった!
というか頼りすぎたことを猛省!

さて、走りながら計画を修正します。

もしかしたら終盤には売り切れるかもしれないと思っていたので、3本だけアミノバイタル赤をパーソナルニーズバッグに入れています。
あとはミニケーキと塩羊羹とグミ。
それを残りの時間に分散させます。

一気にビンボーになりました。

路上に補給食のゴミがちらほら落ちているのですが、中には未開封らしきものが落ちていることもあります。
拾い食いしたくなります(笑)

地面に落ち、バイクに踏まれ、潰れたオニギリも見つけました。
オニギリは止まって食べたほうがおいしいかと・・・

いつもの筋痙攣だけでなく、カロリー不足によるハンガーノックアウトの恐怖も感じながら北斗中央インターを目指します。

北斗中央インター②(60km)

北斗中央インターではパーソナルニーズバッグの予備補給食を全て回収しました。

ここでの平均移動速度は23.3km/hほど。
木古内から少しは巻き返したぞ!

距離はまだ60kmで3分の1しか走っていません。

ここのエイドステーションにアミノバイタルは・・・まだありました!

助かる!
赤と青を1本ずつもらいました。

これで全コースを一度は走ったことになりました。
路面状態が良いところが多いのですが、ガタガタと荒い振動がお尻や手に伝わってくる場所も割とあります。
風はそこまで感じませんでした。
坂道の存在はとても感じました。

超極厚3Dメガパッドのクッション性もあり、まだお尻(というか股間)は大丈夫です!

茂辺地インター②(70km)

ふたたび茂辺地にやってきました。

さきほどは下り坂でブレーキかけまくって、その後の上りがしんどかったので、極力ブレーキはかけずに下りました。
せっかくだから立ち上がって腰を伸ばして、全身で空気抵抗を感じながら自然に速度を抑えます。

そのままの勢いで坂を登ってUターン!

その後は地獄の上り坂。
ここは何してもきつい!

二度目の木古内を目指します。
一度は経験した道なので、少し慣れた気もします。

木古内インター②(90km)

特に事件もなく二度目の木古内のエイドステーション。
ここで90km。
ようやく半分です。

ペースは相変わらず23km/hくらいで、あまり余裕があるとはいえません。

北斗中央を目指して北上します。

この頃に気になっていたことは、コースに設置されている距離表示と、サイコンの距離表示にジワジワと差が出てきていたことです。
100km過ぎた時点で、5kmくらいサイコンの表示距離が長くなっていました。

サイコンとGarmin255の距離表示はほとんど差がありません。
私のサイコンはマグネットでタイヤの回転数から距離を算出するタイプです。

もしコースの距離表示が正確で実際には5km短い距離しか走っていなければ、10分以上バイクの終了時刻が遅れます。

スイムでT1含めて2時間10分ほどかかったので、バイクに使える時間は8時間20分です。
制限時間まで余裕がなく、ちょっと不安になります。

そんな中、たまに路肩に停車して、タイヤを外している選手を目にするのです。
もしも自分がパンクなどしたら・・・・直すのに手間取って、バイクの制限時間に引っかかる可能性が高くなる!

不安が増えました。

バイクの不安
  1. 筋痙攣(いつもなる)
  2. ハンガーノックアウト(補給食が足りない)
  3. サイコンの走行距離の表示が長いかもしれない(実際の到着が遅れるよ)
  4. 機材トラブル(トラブルが起きたらバイクの制限時間につかまる)

バイクは不安の中で走り続けることとなりました。

北斗中央を目指していると、茂辺地を通過しました。
私はまだ2周目なので関係ありませんが、3周目の選手は北斗中央を目指さず茂辺地インターで折り返して、T2の木古内に戻るのです。

つまり、ここから先は私と同じ周回の選手だけが走っていることになります。
今までは私より1周速い選手も混じっていてよく変わりませんでしたが、ここからは同レベルの選手ということになります。

この状況では後ろから抜かれることはなくなりました。
前を走る選手に追いつくのが楽しくなってきます。

私は上り坂をあまり頑張らず、下り坂ではトップギアでガンガンとばします。
同じ周回の選手は下り坂で漕ぐのをやめて休憩している選手が多かったので、下り坂で追い抜くことが多かったです。

北斗中央インター③(115km)

すぐに北斗中央インターに着きます。

またしても便意を感じていたのでここにてトイレへ。

北斗中央に戻ってくることはもうないので、ボランティアの方々に1日ありがとうございました!と最後のお礼を言いながら通過します。

アミノバイタルは・・・まだ残っていた!!赤も青も!
ありがたい!

そして3回目の茂辺地へ。
折り返し地点ではMCの人がいました!

きつい坂を上って、木古内を目指します。

走行中に、右から追い抜きをかけてきたアジア系の人から声をかけられました。
『キミのサイクルコンピューターの表示は何キロだい!?』と聞かれているようでした。

この選手もコースの距離表示の差とサイコンの距離表示の差を気にしているのか・・・?
そう思いつつ130kmだと答えたところ

「俺は160kmだ!」的なお返事をされて、走り去っていきました。

・・・何だったのかな?

そうです、茂辺地を過ぎると最後の周回の選手と合流するので、どの選手が同じ周回なのか分かりにくくなります。

そういえば、この頃から鼻水が垂れてきていました。
寒いとは感じないのですが、鼻水が。

木古内インター③(145km)

3回目の木古内のエイドステーションで折り返します。
ここのボランティアの方と会うのもこれで最後ということで、お礼を言いながら通過します。

私より速い周回の選手は高規格道路を降りるので、ここからは同じ周回の選手だけになります。
レベルが同じ人と走ると、抜くのが楽しい!

北斗茂辺地インター④(160km)

4回目の茂辺地です。
コース内最大の急坂のある茂辺地を最多の4回も通過しました。

夢に茂辺地が出てきそうな気がしました(笑)
茂辺地のボランティアの方にも最後のお礼を言って走ります。

茂辺地のボランティアの人から「あと20キロ!」と声をかけていただき、ゴールが近付いていることを実感します。

そして、170kmの表示がコースにありました。

一時は8kmほどの差があったサイコンとコースの距離表示が一瞬で一致しました。

やっぱりサイコンが正確やったんかい!
さんざん不安にさせられました。
次回は正しい位置に距離表示をお願いします!

安心したことで、ペダルを漕ぐ足にも余裕がでてきます。
そして4回目の木古内にやってきました。
高規格道路を降ります。

終盤には追い越し禁止区間があるのですが、厳密にどこからどこまでというのが分かりにくかったです。
とりあえず、ペナルティーにならないように周囲の方と同じスピードでのんびりと走ります。

一般道になると、沿道の応援が増えました。
またニコニコ笑顔になれます。

T2に続く最後の道はちょっとした上り坂。
茂辺地に比べたら楽勝!

ついに、長い長い、一番不安だったバイクが終わりました!!!

合計タイムと移動時間に1時間の差が!1時間も何をしていた・・・?
推定発汗量が6484mlとなっていますが、そこまで汗をかいた認識はないなぁ。

目標だった8時間よりは20分早くバイクを終えました。
180kmいろいろな不安と戦ってきましたが、終わってみればバイクの制限時間の40分ほど前にはバイクをフィニッシュできました。
良かったです!

T2

バイクをラックにかけます。
1日私を運んでくれたNEST FALADO Proのサドルをポンポン叩き、ありがとう!と言葉をかけます。

ここまで無事に運んでくれて本当に感謝です!

更衣テントに入り、ランの着替えを始めます。
椅子がたしか8台ほどあった気がしましたが、地べたに座りたくてあえて椅子は使用しませんでした。

それほど寒くないと感じたので、膝下スパッツと半袖Tシャツで走ることに決めます。
薄い長袖シャツはポシェットに入れて走って、使わなければパーソナルニーズバッグに預ければいいや。

ランギアバッグを預け、階段を下ります。
180kmのバイク後の下り階段は・・・ぜんぜん問題ないぞ。

便意(本日3回目)を感じていたので、階段を下りた先にあった仮設トイレに入ります。

そいうえば、ランのスタート地点はどこだろう?

トイレ後、水を配布してくれていたボランティアの方に確認すると、階段を降りてすぐ、仮設トイレに入る前にランのスタートラインを通過していました。

なんてこった、ランの時間にトイレ(大)の時間が含まれてしまった!

ラン

1周目

ついに最後のランがスタート!
1周14kmを3周回します。

私はランナー出身ですので、ランまでたどり着ければなんとかなると考えていました。
それでもバイク180kmの後にフルマラソンなんてのはもちろん未経験ですが。

トイレの先に、急な下り坂。
前の選手が、「下り坂はきついわー」と悲鳴を上げています。

私は・・・あれ、ぜんぜん問題ない。
さっきの下り階段と同じで、全く問題ありません。

今まで、バイクのロングの練習後はいつも「よ~し、今からフルマラソン走るぞ!無理!」と1人でツッコミを入れていたのですが、今日は「行ける!!」と感じました。

不思議なくらい体が軽い。

1周目はまだ周囲が明るかったです。

沿道の応援がたくさんで、感謝の気持ちでいっぱいになります。

嬉しくて楽しくてずーっとニコニコしていたのですが、他人から見ると怪しい人だったかもしれません(笑)

間違いなく、ハイになる物質が脳内でドバドバ出ていました。

私はスイムとバイクでかなり出遅れているのですが、このポジションで走り始めると周囲の人もそれほど速くありません。
私より1周か2周早くて既に疲れている選手も大勢いたと思いますが、他の人に抜かれることはほぼなく、気持ちよく抜かせてもらいました。

ただ、昨年11月の下関海響マラソンの前から継続している腸脛靭帯炎の痛みが出てくる可能性は高いです。
いつ疲労から筋痙攣を起こすかも分かりません。

5kmおきに立ち止まって大腿四頭筋、下腿三頭筋のストレッチと脚の屈伸運動を1分ほど行います。

この1分で、直前に抜いた選手に抜き返されます。
またすぐに抜き返しますがね!

ランのコース上でもカメラマンが待ち構えていました!

元気よく笑顔でポーズ!

ランのコースではカメラマンを1名だけ見かけました。
1名だけ???

もしかしたら、暗くなってきて撤退したカメラマンもいたのでしょうか?

1周目で左足に異常発生。
バイクの時にシューズと足が擦れて傷ができていたのですが、ランニングシューズとも擦れて痛いです。

準備していた絆創膏を貼りますが、汗と砂ぼこりでまったく接着しません!

諦めて我慢することにしました。
すると、意外と痛くなくなりました(笑)

1周目にXの知り合いの方数名と会いました。
1周目の方と、2周目の方でした。

2周目の方は、1周目に調子がよくとばしすぎたと言われていました。
今は私も体が軽いですが、2周目以降は分からないなと警戒し、ペースを上げすぎないようにこらえます。

ランのエイドはバイクのエイドと違い、アミノバイタル赤と青が潤沢にあります。
でも、今は2.5km毎のエイドで毎回は飲まないなぁ。

ラン特有の補給食として、じゃがりこがありました。
めっちゃうまい!
でも、2周目には見かけなくなりました。

大好きな炭酸ジュースのコーラが飲み放題なのも嬉しかったですね。
あとは、ナビスコのリッツと思われるものも頂きました。

1周目が終わるころに少し薄暗くなってきました。

ランのパーソナルニーズバッグを受け取り、いらないと判断した薄長袖シャツをバッグに入れて身軽にします。

1周目14kmのタイムは1時間28分15秒。
ペースは6分18秒/kmです。
速すぎず、遅すぎず、いい感じ。

2周目

2周目は明らかに暗くなってきました。
ライトなしでは路面の状況がほぼわからない区間もあります。

ライトを持っていない選手で、一人でいるときは歩いて、ライトを持っている人が近づくと走り始める方もいました。
残念ながら私のペースは速めなので置いて行ってしまいますが・・・。

アスリートガイドにはライトが推奨と書かれていましたが、暗い時間にランを走る選手にはライトが必須と言える状況でした。

私はこれ↑を買いました。
ウェストポーチやゼッケンベルトにクリップで留められます。

明るさは3段階あるのですが、2番目に明るいモードで十分でした。

2周目は19~20時あたりで、どっぷり日が暮れて真っ暗なのですが、沿道で応援してくれている人がまたたくさんいました。
「この先家がないので暗くなりまーす」と教えてくれている人や、車のライトで道を照らしてくれている人もいました。

バイク中もランニング中も常に考えていたのは、とにかく「ありがたい」ということでした。

約10万円という大会参加費を払っていますが、それで大会の運営全てをまかなえるはずもなく、ボランティアや地域の方の支えがなければ、このような素晴らしい経験をさせてもらえていません。

飛行機に乗り損ねて4万円空に消えたとか、ウェットスーツがレンタルできていなかったとかは些細なことです。

とにかく私は恵まれているんだと感じながら走ることができました。

途中、あまりにも調子がいいので今からペースを上げれば、限界まで追い込めばサブ4できるのでは・・・?とスケベ心が顔を出しました。

計算すると、1km5分ちょいペースで残りを走れればいけそう。

試しに500mほどペースを上げてみましたが・・・さすがに無理そう!

まぁ仮にサブ4できたとしても、それだけ急げばボランティアや沿道の方に感謝の気持ちをしっかりと伝えられないですし、この素晴らしい時間を楽しむこともできなくなりそうですし、変なことはやめておこう!

2周目、ジェルがメインエネルギーの影響か、便意を催しました。
ラン2回目のトイレ。
緩いものが少量と、ガスが大量に出ます。

2周目も疲れた感じは全く出ず、順調に走れました。

そういえば、15kmも走れば腸脛靭帯炎が痛み始めるはずですが、その兆しが全くありません。
すごく調子がいいです。

パーソナルニーズバッグに立ち寄り、ランニングが好きな教え子からもらったウイダーインゼリーとリポビタンDを飲み干します。
少し量が多かったですが、彼らの応援も余さず取り込み、最後の1周に向かいます。

2周目28kmは3時間06分55秒で通過。
この14kmは1時間38分40秒で1周目より10分ほど長くかかっていますが、エイドで歩いたりトイレに入ったりパーソナルニーズバッグに寄ったりしているので、単純に走るのが遅くなったというわけでもなさそうです。

3周目

最後の1周です!

やっと終わるというより、この素晴らしい1日がもう終わってしまうという感覚です。
スタート前、こんな感情を抱くとは想像していませんでした。

エイドのボランティアの方も、沿道の応援の方も、お会いするのはこの1周で最後です。
1日ありがとうございましたと伝えながら最後の1周を味わいます。

木古内駅の北口を走っていると、なんかこっちに近づいて声をかけてくる人が・・・

私の母(熊本在住)ではありませんか!

アイアンマン遠征1日目のトラブル②に書いていた、親父がコロナになって応援に来れなくなったと言っていた母です。

母自身は10日ほど前にコロナになっていて現在症状はありません。
自分が家にいなくても大丈夫なように、自宅のすべてをセッティングしてやってきたそうです。

今朝、熊本の家を飛び出して新幹線に乗ってきて、ギリギリ3周目のスタート直後の木古内駅に間に合った感じです。
乗車時間は11時間!!
アイアンマン並ですよ(笑)

せっかくなので記念写真を一緒に撮って再スタート!
次はゴールで会いましょう!

なんと、初日に起きたすべてのトラブルが解決しました。

乗り遅れた飛行機はすぐに予約してお金で解決。
ウェットスーツは業者さんの協力もあり解決。
母の応援も母の気合と根性で解決。

やっぱり、自分は恵まれているし、ツイてる!

最後の1周は20時から21時半にかけて走りましたので、2周目に応援してくれていた人が3周目にはいないということもありました。

それでも、2周目の段階でありがとうございますはだいたい伝えておいたので大丈夫!

ゴール直前で便意に襲われるのはなんか嫌なので、3周目もトイレに行きました。
フルマラソン中にトイレ(大)に行くというのは初めての経験です。
しかも3回も。

市街地に入ってきて、少し頭を働かせます。

アイアンマンレースを完走してきた方のレポートを何件か見て知ったのですが、何も考えずに走っているとゴールが少し残念な感じになるようなのです。

まず、フィニッシュの写真や、名前を呼ばれてからの「You are an IRONMAN!!」のことを考えると、集団でゴールするのは避けた方がいいです。

そして最悪なケースだと、ゴールの直前に爆走して追い上げてきた人がいて、ゴールの瞬間に自分の前に出てきたためにその人で自分が隠れた写真になっていたという悲劇も!

しかも、その見ず知らずの方(写真被り)がゴール後にいきなり抱擁をしてきたと・・・。

ここまで頑張ったのに感動のゴールを壊されたくないので、前後の人を確認しました。
前に人のゴールも邪魔しないし、後ろから追い上げてくる人にも邪魔されない状況を作りました。

完璧!

市街地はこの時間でも応援の方がいっぱいです。
最後の最後まで本当にありがたい気持ち!

左折すればレッドカーペットというところまで来ました!
左折の地点に母もいました!

そして憧れのレッドカーペットを走ります!


両サイドの人も見ず知らずの私のゴールを盛り上げてくれています!

ゴール直前から拳を上げて・・・

ついにゴール!!!!

スタートから14時間33分09秒

私の初アイアンマンレースは無事にゴールを迎えました!!

ゴール後

ゴール後、肩にフィニッシャータオルを、首にフィニッシャーメダルをかけてもらいました!

アクエリアスとアミノバイタルゴールドと、フィニッシャーTシャツを受け取ります。

写真撮影スポットもあるけど・・・・とりあえず、まずは母と合流!

鉄の体と鉄の心に産み育ててくれたことに感謝の意を述べます!笑

時刻は21時半を過ぎ、私は着替えたりする必要があり、母は木古内から宿泊地まで行かなければならないということで、今日はもう別れることに。

一瞬の応援のために駆けつけてくれて本当に感謝!

妻や息子たちにも電話をします。
いつもなら寝ている時間ですが・・・起きていました!
LINEのテレビ電話で完走を報告し、ドヤ顔でメダルを自慢しました!笑

こうしてアイアンマンレースを完走できたのも、休みの日にも練習に行かせてくれた家族の理解あってのことです!
本当に感謝!

アイアンマンレースのことを話していた友人もいたので、完走の報告を入れました。

いくらか連絡が落ち着いたところで、ゴールにある撮影スポットへ。

最っ高の気分です!

ゴールエリアを出て木古内小学校のグラウンド行くと、こちらにも撮影スポットが。
しまった、母と別れる前に一緒に写真を撮ればよかった!

もう手遅れなので一人で写真を撮ってもらいます。

少し寒くなってきたので、ストリートギアバッグを受け取りに、木古内小学校の体育館に入ります。

ストリートギアバッグだけでなく、バイクギアバッグとランギアバッグまで返してもらえました。
アスリートガイドにはバイクとランのギアバッグは21時までと書いていましたがラッキーです。

おにぎりをくれるテントがあったので頂きました。
朝以来のまともなごはんでめっちゃうまい!

帰宅準備が整ったのが22時40分頃で、上磯に戻るバスは23時発です。
一度は上磯に歩き出そうとしましたが・・・

アイアンマンレースに頻繁に出れる財力はないので、今日は制限時間になる24時までアイアンマンを楽しみ尽くすことにしました。

ゴール地点ではテンション爆上げの音楽が鳴り、ゴールする人へのMCの声掛けが続いています。
MCも1日大変だったろうなぁ。
感謝!!

ゴール地点にしばらくいて気付いたのですが、ゴールした人、全員名前を呼ばれてるわけではない???

どういう事情かは分かりませんが、そのような気がしました。

そういえば、私の名前とYou are an IRONMANは・・・・聞こえた記憶がありません!笑
呼ばれた???声援にかき消された?
まぁ完走できたのでいいです!

制限時間である24時が迫ってきました。
厳密には、朝のスイムのローリングスタートで各々がスタートした時刻から17時間が制限時間で、コースの閉鎖時間は最後のアスリートがスイムスタートしてから17時間です。

レッドカーペットの両サイドの人もずいぶんと減りましたが、残っている人々のテンションはまだまだ高いです!

看板をバンバン叩きながら、ゴールに向かってくる選手を出迎えます。

最後のランナーの紹介があり、その方がゴールしてアイアンマンは終了!
MCの方々がゴールからレッドカーペットに出てきて、レース終了の挨拶をされました。

初めてのアイアンマンを味わい尽くしました!
本当に感動的な1日でした!

まだまだ人生は長い予定ですが、その中でも屈指の思い出になるのは間違いありません。

ホテルに帰るまでがアイアンマン!

さて、今からシャトルバスで上磯に戻って、レンタカーのある市役所まで1km以上歩いて、レンタカーでホテルまで30分運転しなければ(泣)

バスに乗れずに遅くなったらまずいということで、ゴール会場から木古内駅まで疲れた体に鞭打って走ります。

なんとかバスに乗り込みました。
バスが発車すると、すぐに寝ました。

だって、昨夜の睡眠時間はたったの3時間ですので!!
そういえば寝不足でしたがレース中に眠いと感じたことは一度もありませんでした。
なんとか体調も悪くならず最後まで走り切れました。

バスは上磯に到着し、そこから北斗市役所を目指して歩きます。
遠い気もしますが、今日1日に比べたら短いものです。

バスでの仮眠のおかげで眠気なくホテルまで運転できました。

2時半頃にホテルに着くと、大浴場に入っていいよと言っていただけました!
普通は風呂に入れるのは5時からとなっていたので感激!

お風呂でスッキリさっぱりして、3時には就寝。
明日の朝も早起きからの大忙しの予定。

本当にお疲れ様でした!!!!

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