帰宅準備
6時に起床しました!
アイアンマンレースはまだ完全には終わっていません。
無事に家に帰るまでがアイアンマンレースです!
まずは腹ごしらえ。
無事に家に帰るためには何点かクリアすべきチェックポイントがあります。
①預け荷物を20㎏以内に納める。
②機内持ち込み手荷物の量を、許容される範囲に納める。
③函館空港15時05分発の便に確実に搭乗する。
④羽田で乗り継ぎに失敗しない。
往路の段階でギリギリ20kgだったので、バイク輸送箱に詰めるものを選ばなくてはなりません。
できれば超過料金は払いたくないので・・・。
バイク輸送箱に入れるものは、容積が大きくて軽いものにしました。
服が代表例ですね。あとはヘルメットやらボトルやら。
スーツケースに入れるのは、サイズは大きくないけど質量があるものです。
代表例は、余ったアミノバイタル赤です。
荷物の隙間を作らないように、自宅用のどら焼き箱を開封して隙間にアミノバイタルを入れたら・・・
アミノバイタルの密輸人みたいになりました(笑)
なんだかんだ工夫して時間かかりましたが、結局20kgはオーバーしている気がします。
レンタルしたROKAのウェットスーツは2万円で購入させていただくことになりましたので、そのぶんも往路より荷物は増えています。
なんとかバイク輸送箱の蓋をして、ベルトで留めました。
往路ではこの100均ベルトがすぐに外れて移動中に苦戦したので、外れないようにOPPテープで補強します。
箱も底が抜けたり、接続部が外れたりしないように補強しました。
帰り支度も大変だった!
アイアンマン申し込み直後の1月頃は9月16日(月)に飛行機で帰ることも検討していましたが、Xのトライアスロンの先輩に、「飛行機輪行なら箱詰め作業もあるので慣れないと辛いかも・・・」と助言していただいていました。
17日(火)出発で大正解でした!
荷物がまとまり、ホテルを後にします。
5泊という長期にわたりお世話になり、いろいろご高配も頂きました。
お礼を言って、最後にホテルをバックに記念撮影して出発します。
現在10時で、出発の15時05分まではもう少し時間がある。
海鮮丼
空港に行く前に・・・もう一度海鮮丼!
というわけで、車を30分走らせてどんぶり横丁に行きます。
今回のお店はこちら。
Xの方が食べに行かれていて、良心的な値段という言葉に惹かれたので紹介していただきました。
No.1の朝市横丁記念丼(1,850円)を注文しました。
海鮮丼を2日連続だなんて・・・贅沢!
市場は写真だけ。
お土産として買うと、持ち帰ったり郵送したりということを考えなくてはならないので・・・・
お土産でなく、いつか家族と一緒に来て食べよう!
さて11時30分。
もうこれ以上の観光は危険です。
ですが、数分ならいけるだろうということで、八幡坂に車で行ってきました。
停車も下車もせず、坂をスルーっとおりていきました。
観光ガイドどおり、海まで一直線の景色のいい坂でした。
アップルレンタカーに車を返却し、函館空港に到着したのが12時30分。
2時間半もあれば大丈夫!
と、到着した直後は思っていました。
しかし!
混乱の函館空港
空港に入ると大勢のアイアンマン。
乗り継ぎに失敗した羽田の悪夢が蘇ります。
お土産をすべて買っていなかったので、急いで2階のショップへ。
買ったものは自転車輸送箱に即投入!
もう重さとか気にしていられません。
一刻も早く荷物を預ける列へ!
列に並んでいると、Xの知り合いの方が13時の便だけどまだ荷物が預けられていないと言われるではありませんか。
私より早い便の方がまだとは・・・函館空港大混乱です。
なんとか私は時間に余裕をもって預けられました。
重量は2kgくらいオーバーしていました。
2500円×2区間で5000円の追加料金発生です。
5000円払うなら、宅急便使った方が良かった・・・?
ただし、今回は預けた荷物をいったん羽田で受け取ることなく、北九州空港までそのまま搭載してくれるというではありませんか。
そんなことできるんだ!
ありがたい話です。
ん?
往路も羽田で一度輸送箱を返すのでなく次の函館行きにそのまま載せてくれていたら、羽田で移動に手間取って乗り継ぎ失敗することはなかったのでは・・・?
覆水盆に返らず。
前を向いて生きていきましょう。
しかし、この大量の自転車輸送のため、本日中に預けた荷物が届かない恐れがあると言われました。
203cm以内の荷物でもそれは変わりませんか?と質問してみましたが、この状況では約束できないそうです。
それなら無理に輸送箱のサイズを3辺合計203cm以内に抑える必要もなかったですね。
受け入れるしかありませんので同意書にサインしました。
それなら今日持って帰れないと困るものをスーツケースに入れておくべきだったなとも思いました。
さて、時間は1時間以上ありますが、不安なのでさっさと搭乗ゲートに移動します。
ゲートで待機中に不穏なお知らせが。
私の乗る15時05分発の機体がまだ函館空港に到着しないので、30分遅れるというのです。
羽田の乗り継ぎは2時間20分あるから・・・・まだまだダイジョーブ。
ところがしばらくすると、荷物を搭載するのに手間取っているのでさらに遅れると言うではありませんか。
あれだけ大量の自転車となれば、そりゃ手間取るよね・・・。
往路の失敗を繰り返さないため、羽田到着後の動きを再確認します。
羽田空港着は第2ターミナルですが、北九州行きのスターフライヤーは第1ターミナルなのでシャトルバスに乗る必要があります。
乗るバスを間違えずに、確実に第1ターミナルに移動です。
結局、函館発は16時となり、羽田の到着も1時間遅れました。
羽田に到着したら、冷静に第1ターミナルに移動。
すぐに保安検査場を通過して、出発1時間前には羽田の出発ゲートで待機することができました。
とりあえず一安心!
ですが、ちょっと別のトラブルも生じておりました。
レースの写真を撮影・販売するスポルトグラフというサービスがあります。
私は事前に申し込んで支払いを済ませていました。
レース後に写真の準備ができたと通知が来たので、ウッキウキでダウンロードしに行きました。
支払ったはずなのに料金がかかりそうな画面になるという問題は、9月13日(金)にメールで届いているクーポンコードを使用すれば支払いが0円になるとXで教えていただきました。
ところが、クーポンコードを入力したものの、「適応」というボタンを押し忘れてしまったため、クレジットカードで料金を払ってしまいました!
何をやっているのだ・・・!
自分の不注意を呪いたくなりましたが、冷静に対処するしかありません。
スポルトグラフの問い合わせを利用し、「クーポンコードを使用し忘れてクレジットで決済しちゃった。どうしたらいいですか?」という感じの英語の文章を送りました。
私、英語は聞けない話せない書けないのですが、ChatGPTにお願いして英文にしてもらいました。
すると、スポルトグラフから一瞬で返信がきました!
対応の早さに感動です。
対処法は、①クーポンコードを使用してもう一度購入、②クレカ決済してしまった方の注文を取り消すために、2つの注文番号をスポルトグラフに教えるというものでした。
指示通り行うと、あっという間にクレカ決済が取り消されていました。
素晴らしいサービス対応力!
これは次回も安心して注文したくなります。
写真は、想像以上にいい感じでした!
約1万円払いましたが、それだけの価値を感じました。
さて、羽田空港発の便は予定通り出発しました。
そして、トラブルなく北九州空港に着陸しました。
預けたバイク輸送箱はベルトコンベアでなく、扉から特別に運ばれてきたのですが・・・。
えらいことなってる!
ベルトが外れ、車輪も外れ、養生テープで追加で固定され。
航空会社の人にめちゃくちゃ迷惑かけとるやないですか!!!
自作の輪行箱は再考が必要ですね。
自分が費用を安く抑えたいがために、人様に迷惑をかけることがあってはいけないと思います・・・。
函館空港でもアイアンマン参加者の輪行によって便の発着に支障がでて、一般の方にも迷惑がかかりました。
次回参加する機会があれば、輪行でなく輸送サービスの利用を検討しようと思いました。
開催する地域の方に迷惑をかけず、末永く愛される大会であってほしいです。
ここから30分かけて自宅に帰ります。
最後まで油断は禁物です。
そして、21時30分頃無事に自宅に到着しました!
本当にアイアンマンレースの終了です。
一生忘れられないであろう6日間でした。
これにて、長い長い、アイアンマンジャパンみなみ北海道のレポートは終了です。
最後まで読んでいただいた方、誠にありがとうございました。
これから、鉄人を名乗って生きていきます!
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