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トライアスロンは3種目もあるので、マラソンよりもいろいろと必要なものがありそうですよね。
ナマケモノがトライアスロンを始めようと思った時、あれこれとお金がかかりそうで、ちょっと躊躇したのを覚えています。
しかし、終わってみると本当に必要なものは意外と少なかったなと感じました。
今後、何度も経験してベテランになってくるといろいろこだわりたいものが増えてくると思います。
トライアスロンに1回だけ参加したことのあるナマケモノが、初トライアスロンで本当に必要だったものをお伝えします。

ナマケモノは最小限の練習が好きですが、コスト(費用)も最小限が好きです。
お金も時間も無駄にしたくない生き物です。
初挑戦で必要な最小限の準備物はナマケモノに任せてください。
それでは、後編スタートです

・トライアスロン(特にオリンピックディスタンス)での必要最小限の準備物がわかる
・無駄な出費をしなくて済む
・トライアスロンの準備物に対する不安が減り、出場に向けて一歩前進できる
ロードバイク
トライアスロンではロードバイクが必須になっている大会が多いです。
ママチャリ、マウンテンバイク、クロスバイクは禁止されているのです。
しかし、初めてトライアスロンに挑戦するという人が、ロードバイクを買う必要があるかというと、私はそうは思いません。
まずはレンタルで十分だと考えています。
レンタルで良いと考える理由について説明します。
買うと値段が高い
まずは、買うと値段が高いということです。
安くても10万円はします。
高ければ天井知らずの世界です。
トライアスロンに初出場したあと、どれだけトライアスロンやバイクを継続するかは未知数です。
自分用のロードバイクを買うのは、一度トライアスロンに出場してからでも良いのではないでしょうか。
10万もしないロードバイクもありますが、あれは「ロードバイク風」自転車です。
高速での走行を維持することはできないのでやめておきましょう。
バイクの保管場所の問題
次に保管場所について。
日光、雨、ホコリから高価なロードバイクを守るためには屋内保管がベストです。
屋外で自転車カバーをかけて保管ということもできますが、盗難の心配もあります。
バイクの輸送の問題
さらに、大会当日のバイクの輸送について。
輸送サービスを利用するとお金が追加で発生します。
自動車に載せて持っていくためには、車外にロードバイクを取り付ける器具や、車内にロードバイクを積めるサイズの車が必要です。
レンタルで乗れるロードバイクのグレード
極め付けは、レンタルで乗れるロードバイクのグレードが高いことです。
安物を買うよりも、レンタルのほうがグレードの高いものに乗れる可能性があります。
ナマケモノの支払ったレンタル費用は7560円で、PINARELLOのFP3というバイクを貸してもらえました。
FP3は初心者向けミドルグレードらしいのですが、フレームだけで22万8000円するロードバイクです。
完全初心者のナマケモノを、時速30kmで40km運んでくれました。
ナマケモノは、レース前日にバイクのチェック会場でレンタルのロードバイクを受け取りました。
周辺で試走してから大会のバイクチェックに提出です。
レース終了後は会場で返却できました。
色々なことから、初トライアスロンはレンタルがベストだと思います。
ちなみに、ナマケモノが普段乗っている自転車はGIANTのクロスバイク・Escape3です。
練習中では頑張っても時速24kmほどしか出せません。
なお、ロードバイクで一般的なペダルは『ビンディングペダル』と言われるものです。
靴とペダルを固定することができ、ペダルを踏む力だけでなく足を持ち上げるときの力も回転力としてタイヤに伝えることができます。
ペダルとシューズが安定するので、長時間の走行には適しています。
しかし、専用のビンディングシューズが必要です。
ナマケモノは節約のためにビンディングシューズを買わず、ランニングシューズで漕ぎました。そのため、通常のフラットペダルを付けてもらうようにレンタルショップにお願いしました。
サイクルボトル
トライアスロン中に水分補給をするとき、フタを外さないといけないペットボトルは飲みにくいです。
水筒であれば片手で飲めるものもありますが、ロードバイクに取り付けられるかが問題なのと、少し重いです。
バイクを運転したままでも飲みやすく軽量な、サイクルボトルというものを買うといいです。
ナマケモノが使用したのと同タイプの商品はこちらです。
上部のロックリングを回転させることで完全にロック可能で、バッグ等に入れての持ち運びも安心です。
レース中はロックリングを開けたままで大丈夫です。
JetValve(ジェットバルブ)があるので、傾いても中身が漏れることはありません。
ボトルを握ったときだけジェットバルブが開いて飲むことができます。
標準的なサイクルボトルは標準的なボトルケージに合います。
バイクをレンタルする際には、サイクルボトルがボトルケージに入るか確認が必要です。
サングラス
バイク・ランにおいて眩しさを軽減するのに役立ちます。
紫外線から目を守る他、眩しさを軽減することで周囲を見やすくする効果もあります。
スイムゴーグル同様にUVカットは必須です。
ランニングシューズ
ランニングシューズにはいろいろ種類がありますが、特別この種類でないといけないというものはありません。
自信の走力と走行距離に合わせて普段の練習のシューズを選び、そのまま履きなれた靴で出場しても完走は可能です。
ナマケモノはアシックスのライトレーサーという靴を23歳の頃から愛用しております。
ライトレーサーはクッション性、軽量性、耐久性のバランスが良く、足を保護しつつスピードも十分に出せるシューズです。
800mの練習をしている時からフルマラソンサブスリーまで何足も履き続けています。
そういえば富士登山競走もライトレーサーでしたね。
ゼッケンベルト
ゼッケンは、バイクの時は後ろ、ランの時は前につけなければなりません。
トランジションタイムにゼッケンを前後付け替えていれば大幅なロスです。
この前後の変換を一瞬でできるのがゼッケンベルトです。
ゼッケンの穴にひもを通して簡単に固定できます。
安全ピンを使用しないのでゼッケンにも服にも穴が開きません。
体への着脱はバックルでワンタッチ。
バイクからランに代わるときは、ベルトをぐると回すだけのお手軽さです。
ベルトに細いエナジージェルをセットできますので、ロングディスタンスでは役立ちそうです。
1000円前後で手に入るこれを使用しない理由が見当たりません。
ゼッケンをトランジションで前後付け替える姿は想像できないので、私の中では必須アイテムです。
GPSウォッチ
ラップを残せるだけの普通のランニングウォッチでも出場は可能ですが、GPSがついていたほうが圧倒的に便利です。
リアルタイムで速度が分かるので、オーバーペースになっていないか、遅すぎないかの把握ができて、心穏やかに走れます。
これがなかったら、バイクやランでは1kmの表示ごとに速かったり遅かったりに対して一喜一憂してペースを上げ下げしなければならないでしょうし。
長時間のレースで精神面・体力面ともにあまり良いとはいえません。
安いものであれば1万円前後でも入手できますし、是非とも予算に合わせて検討したいアイテムです。
ナマケモノはHUAWEI WATCH for GT Runnerを利用しています。
コスパが非常に良いGPSウォッチで、もちろんトライアスロンにも対応しています。
その前はEPSONのWristableGPS J-300という機種を使用していました。
残念ながらEPSONはGPSウォッチから撤退してしまいましたので後継機もありません。
バイクであれば速度や距離を計測する道具にサイクルコンピューターもありますが、オリンピックディスタンスを完走するという目標では必須ではありません。GPSウォッチで十分対応可能です。
大会参加料
最後に、大会を選んで参加料を払わないことには大会には出れません。
大会により異なりますが、最安は13,000円ほどのようです。
まとめ
フルマラソンを走っていたナマケモノがトライアスロン開始前に所有していたものと、トライアスロン・オリンピックディスタンスに出場するために追加で購入したものを挙げます。
追加購入したものは、実際に必要だと感じたもののみです。
<トライアスロン開始前に所有していたもの>
練習用ランニングウェア(バイク練習と兼用)、ランニングシューズ、サングラス、練習用水泳着、練習用スイムキャップ、練習用クロスバイク
<追加で購入した&必要だったもの>
※太字は毎回or毎年かかるランニングコスト
・日本トライアスロン連合(JTU)登録料 3,300~6,300円(県により異なる)
・トライアスロンウェア 上6,500円、下9,000円
・ウェットスーツ(レンタル)2週間 12,000円
・スイムゴーグル 3,000円
・ロードバイク(レンタル) 7,560円
・サイクルボトル 2,500円
・ゼッケンベルト 1,780円
・GPSウォッチ(WristableGPS J-300) 28,000円
・大会参加料(シーガイアトライアスロン・スタンダードディスタンス) 22,000円
合計 95,640~98,640円
(ランニングコスト 44,860~47,860円)
10万円を切るくらいで道具が揃いました。
GPSウォッチの値段次第で大きく変動しますね。
既にマラソンでGPSウォッチを使用してきた人であれば一気に安くなります。
マラソンほどは気軽に参加できませんが、3種目に挑戦するという今までにない刺激を得るのには悪くないコストだと思います。
2回目以降は買わなくていいアイテムも多いので、2回目以降の出場で必要なランニングコストは5万円を切ります。
是非とも多くの人がトライアスロンに参加して、その魅力を感じてほしいなと願います。
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